2月28日(土)、高槻城公園芸術劇場で開催された『マッスルゲート高槻大阪大会』。
ドリームモデル163cm超級と40歳以上50歳未満の部門で優勝、さらにビキニフィットネス一般の部と35歳以上の部で2位に入ったのが、久保田あずさ(くぼた・あずさ/41)さんだ。
【写真】久保田あずささんの引き締まった腹筋と引き上がったお尻(ビキニ&ドレスステージ写真10枚)
初挑戦のドレスを着て女性の美しさをトータルパッケージで競うドリームモデル部門に加え、ビキニフィットネスは昨年行われた『ニューウェーブ・フィットネス デイリースポーツカップ2025』から2回目の挑戦。課題だらけの状況でも、久保田さんは「今回は誰よりも楽しもう」と決めてステージに立ったという。
「初のドリームモデル、そしてデイリースポーツカップから2回目のビキニフィットネス。ポージング練習も、ドレスさばきも、課題の壁が大きすぎてかなり苦戦しました。だから今回は誰よりも楽しもうと思って戦いました。今出せる力は全力で出しきれました。ただ、今後の課題をきちんと見つけられたので、すごく良い経験になったと思っています!!」
久保田さんは昨年、『マッスルゲート高槻大阪大会』レギンスフィットネスカテゴリーに出場している。この1年で特に力を入れたのは、増量と筋力アップだという。
「増量、筋力アップが一番の課題でした。そこに重きを置きながらトレーニングに励んでいました」
さらに、レギンスフィットネスからビキニフィットネスへの転向も見据え、「女性らしいボディライン」を強く意識してきた。
「私には、全てにおいて丸みのあるシルエットにならない悩みがあったんです。だから肩、背中、脚、お尻……全部を重点的にトレーニングしました。また下半身を鍛えるために新しい試みもしたんです」
HYROX挑戦の理由は「楽しそう」+「下半身強化にもなる」だった
その新しい試みこそが今年出場した『HYROX(ハイロックス)』だ。1kmラン×8本 + 8つのステーションで構成された“世界最大のフィットネスレース”であるHYROX。ステーションではスレッド(押す・引く)やウォールボールなどの筋力系種目を組み合わせたフィットネスレースだ。筋肉を付けたい人からすると、有酸素は「筋量が減りそう」と敬遠しがちだが、久保田さんは違った。
「通っているジムトレーナーさんがハイロックスに出ると投稿していて、どんなことをするのかな?と疑問に思って調べたら、すごく楽しそうで。私も出場してみたい!となってエントリーしました」
そして決め手になったのが、“種目の特性”だという。
「有酸素は体重や筋量が減ってしまう懸念点がありました。でもハイロックスの種目は下半身メイン。脚、お尻トレを取り入れるのにもちょうど良い利点もあったので、出場を決意しました」
今後について久保田さんは、ボディコンテストではビキニフィットネス、ドリームモデル、フィットモデルに挑戦していく意向だ。
「ポージングが本当に苦手で、そこを克服していきたいです。筋量を上げつつ、丸みのある身体作りをして、いい成績を残していきたいと思っています」
HYROXについては、手応えを感じている。
「かなり自分に合ったスポーツだと思っています。前回はミックスダブルス(2人1組)で出場したので、次回は女子シングルに出て良いタイムを出したいです。最終はPROに出てみたい気持ちもあります。経験を積み重ねていきたいので、海外で開催されるHYROXにもどんどん参加していきたいと思っています!」
ボディメイクも、レースもどちらも「楽しそう」という直感から飛び込んで、課題を見つけて、改善していく。その積み重ねが、久保田さんを次のステージへ連れていく。
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
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取材・文:柳瀬康宏 写真撮影:岡暁
『月刊ボディビルディング』『IRONMAN』FITNESS LOVE』などを中心に取材・執筆。保有資格は、NSCA-CPT,NSCA-CSCS,NASM-CES,BESJピラティスマット、リフォーマー。メディカルフィットネスジムでトレーナーとして活動もしており、2019年よりJBBF、マッスルゲート、サマースタイルアワードなどのボディコンテストに毎年挑戦している。











