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人間のお尻は鍛えるとここまで「プリッと丸くなる」のか!コンテスト活躍の31歳が伝えたいのは「すぐ結果を求めてはいけない」ということ

「結果が出ないからやめる」

多くの人がそう選択する中で、あえて“続ける”ことを選び続けた小山瑞貴(こやま・みずき/31)さん。現在、「プリッと丸いお尻」を武器にボディコンテストで優勝を重ねる選手だが、その道のりは決して順調ではなかった。

【写真】小山瑞貴さんがすごいのは「お尻」だけじゃない!フロントを含めた全身写真

「ヒョロヒョロ体型」で大会に出場、大敗からのスタート

筋トレを始めたきっかけは、交際相手のトレーニングに付き合った際、小山さんが重いダンベルを持とうとすると、彼が「女の子には無理だよ」と何気なく言ったことへの悔しさだった。

その悔しい気持ちを抱えた勢いで当日中にゴールドジムに入会。さらにその年のうちにゴールドジムの店長から勧められるままにマッスルビーチという大会へ出場。しかし当時の体重は38kg。筋肉もほとんどなく、結果は惨敗だった。

「正直、場違いでした。出場した他の選手から『細い人が評価されるボディコンテストなら優勝できるよ』と勧めてくださったのですが、逆にそれで火がつきました。筋肉をガッツリ付けようって(笑)」

そこから本格的にトレーニングに取り組み、身体を作り直していく。しかし、努力すればすぐ結果が出るわけではなかった。

「何年も勝てませんでした。本当に結果が出なかった」

SNSでは短期間で成功する例が目立つが、小山さんはそういったものには流されなかった。

「私は不器用で、花が開くのが遅いタイプ。でもそれが大多数で普通だと思っています」

それでもやめなかった理由はシンプルだ。

「諦めるという選択を取らなかっただけです」

小山さんが最も大切にしているのは、“執念”だという。

「どんなに時間がかかってもいいから続ける。石の上にも三年、というよりそれ以上かかってもいいと思っています」

そしてあるタイミングで、結果が一気についてくる瞬間が訪れる。

「ずっと負け続けていても、あるときに波に乗る瞬間が来る。それは誰にでもあると思います」

実際に2020年のマッスルコンテストでビキニクラスAで2位になり、その後は競技団体『APF』などで優勝を重ねる選手へと成長した。

「すぐ結果を求めない」現代へのメッセージ

現職ではライブ配信者の育成にも関わり、若い世代と接する機会も多いという。

「今はすぐ結果を求める人が多い。でも、それはSNSで成功例ばかり見ているから」

だからこそ伝えたいのは、「続けること」の価値だ。

「小さな成功体験を積み重ねていくことが大事。強い信念と精神力があれば、必ず結果はついてくる」

小山さんは現在、指定難病であるSLE(全身性エリテマトーデス)を抱えている。それでも競技を続けるのは、自身と同じ悩みを持つ人への発信のためだ。

「ハンデがあっても活躍できる場所はある。そのことを伝えたいです」

結果が出なくても続けること。その積み重ねこそが、自分の可能性を広げていく。小山さんの歩みは、それを証明している。

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取材・文:FITNESS LOVE編集部 写真提供:小山瑞貴

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