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パワーリフティングに猗窩座襲来!「誰でも挑戦できる」が詰まった『マッスルゲートフィットネスイベント』2日目 HYROX人気も加速

高校生から97歳までが集まった初日に続き、3月29日(日)に神奈川県・カルッツかわさきで開催された『マッスルゲートフィットネスイベント』2日目も、朝から夜まで熱気に包まれた。ボディコンテストに加え、ピックルボール、ストリクトカール、アームレスリング、パワーリフティング、そして今話題のフィットネス競技HYROX体験ブースなど、多彩な競技が実施。ジャンルの異なる競技が同じ会場に集まったことで、新たな出会いや興味が生まれる一日となった。

小体育館では、近年競技人口が急増しているピックルボールの団体戦が行われた。初日は個人戦に32人が出場し、2日目は4人1組、8チーム計32人による団体戦を開催。10代から60代まで幅広い年代が参加し、世代を超えて交流を深めていた。

ピックルボールは、バドミントンコートと同じ広さで、テニス、バドミントン、卓球の要素を取り入れたアメリカ発祥のラケット競技。穴の開いたプラスチックボールと専用のパドルを使用し、短時間でラリーを楽しめることから、老若男女が取り組みやすいスポーツとして注目されている。

また、ストリクトカール大会にも20人以上が参加。一般のトレーニーだけでなく、パワーリフターやアームレスリング選手まで、さまざまな競技経験者が集った。ストリクトカールは、壁に背中と頭をつけた状態で反動を使わずにバーベルを持ち上げる、上腕二頭筋の力を競う競技。60kgを挙げれば上位争いとなる中、体重70kgで70kgを挙げる選手も現れた。初挑戦の参加者も多く、「悔しい」「もっと強くなりたい」と夢中になる姿が印象的だった。

パワーリフティングでは、2日目はスクワット、ベンチプレス、デッドリフトの“BIG3”を実施。記録は非公式ながら、会場を沸かせる挑戦が相次いだ。特に74kg級の柳田雅彦さんは、猗窩座のコスプレ姿で260kgのデッドリフトに成功。スクワット230kg、ベンチプレス140kg、デッドリフト260kg、トータル630kgという圧巻の記録を残した。

女性では、67歳で8人の孫がいる小山有子さんが57kg級で2位に入賞。昨年も出場していたが、その時は思うような結果を残せなかったという。しかし今年は記録を40kgも伸ばし、スクワット82.5kg、ベンチプレス42.5kg、デッドリフト90kg、トータル215kgを記録。年齢を感じさせない力強いリフティングに、大きな拍手が送られていた。

新人や海外選手も目立ったアームレスリング

アームレスリング大会では、経験者だけでなく新人選手の多さが目立った。近年は若い世代や海外選手が増えているというが、今回も外国籍の参加者が10人以上出場。特にベトナム出身者は、コミュニティ内でアームレスリングに取り組む人が多く、複数の選手が参戦していた。

Sクラス無差別級では、レフトハンドを吉田亮さん、ライトハンドをマカリアー ジェイクさんが制した。

女子カテゴリーも年々レベルが上がっており、ライトハンド、レフトハンドの両方で優勝した木下和可子さんは圧倒的な強さを見せた。競技経験のない人でも挑戦しやすく、“誰でもスタートできる”というマッスルゲートらしさが感じられる大会となった。

朝から夜まで続いたボディコンテスト 夫婦で3冠、若手も躍動

ハイレベルだったボディビル75kg以下級

ボディコンテストは朝10時45分から21時過ぎまで、3部構成で実施。長時間にわたり多くのカテゴリーが行われ、初挑戦の選手からトップ選手まで、それぞれがステージで肉体美を披露した。

中でも会場の注目を集めたのが、中島謙太さんである。中島さんはボディビル、クラシックフィジーク、ミックスドペアの3カテゴリーで優勝。さらに、ミックスドペアでは妻の中島真唯さんとともに出場し、夫婦で優勝を果たした。個人3冠だけでなく、夫婦そろって脚光を浴びる印象的な一日となった。

また、初日の「マッスル甲子園」に続き、ジュニア世代のレベルの高さを感じさせる選手も現れた。65kg以下級、ジュニア、新人のボディビルで3冠を達成したのが、奥川藤馬さん。若いながら安定感のあるポージングと仕上がりを見せ、将来を期待させた。

“ボディコンテストの登竜門”であるマッスルゲートらしく、初出場で輝いた選手もいる。初挑戦でウーマンズウェルネスに出場し優勝した桑波田洋実さんは、「挑戦しやすい大会で良かった」とコメント。初心者でもステージに立ちやすい大会であることを象徴していた。

多競技が交わることで広がったHYROX人気

今回のイベントは、ボディコンテストだけでなく、ピックルボール、ストリクトカール、アームレスリング、パワーリフティングなど、さまざまなフィットネス競技が一堂に会したことが大きな特徴であった。普段は接点のない競技同士が同じ体育館で交わったことで、「他の競技にも興味を持った」「初めて見る競技を体験できて良かった」と話す来場者や出場者の姿が印象的だった。

その中でも、ひときわ存在感を放っていたのがHYROX体験ブースである。2日目はアームレスリング選手たちが数多く訪れたほか、HYROXを体験するためだけに夫婦で来場した人、ベンチャー企業に勤める人たちが団体で訪れる場面もあった。さらに、ジム関係者が導入を視野に入れて視察に訪れるなど、競技の広がりを感じさせた。

終始HYROXブースには人が集まり、世界55万人が熱狂する競技を体験。体験後には大会日程を尋ねる人も多く、次の挑戦へとつながっていた。普段は交わることのない競技が同じ空間に集まった2日間。その中でHYROXの認知度は一気に高まり、フィットネスの新たな可能性を感じさせた。

次回のHYROX日本開催は、8月7日から9日に幕張で開催される。

文・撮影:FITNESSLOVE編集部

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