ベストボディ選手 コンテスト

40歳ITエンジニアが丸いお尻をつくりあげてコンテスト初出場で準グランプリ 「美女になりに行きますか!」の言葉でポジティブにトレーニング

4月12日(日)、大阪・大阪国際交流センターで開催された『ベストボディ・ジャパン2026近畿大会』。モデルジャパン部門ウーマンズクラスで準グランプリに輝いた谷幸子(たに・さちこ/40)さんは、もともと「自分はお尻のある体型ではない」と思い込んでいたという。

【写真】谷幸子さんの引き上がったヒップラインとくびれ(バックポーズ含むステージ写真5枚)

谷幸子さん

「初めての大会出場、よく頑張ったなという気持ちです。まだまだ課題ばかりで苦しくもありますが、まずは第一歩を踏み出せた自分を褒めたいです」

そう振り返る幸子さんはITエンジニアとして働きながら、4年間トレーニングを継続し今回のベストボディジャパンでコンテスト初出場を果たした。

週2回でも変われた ヒップラインを育てた3種目と食事の工夫

「もともとお尻があるタイプではなかったので、これが自分の体型なんだとずっと思い込んでいました。でも鍛えればきれいなお尻は作れるということを知って『美尻になってみたい!』と思ったのがきっかけでした」

幸子さんのトレーニング頻度は週2回。多い回数ではないが、その中でもお尻のトレーニングでは欠かさず取り入れている種目がある。

「丸いお尻をつくるために、お尻の上部や横を形づくる中殿筋、小殿筋を意識して使うことを重視しています。種目はブルガリアンスクワット、ルーマニアンデッドリフト、アブダクションの3つです。中殿筋と小殿筋は、ヒップの横側から上部にかけての立体感にかかわる筋肉で、ここが使えると丸いヒップラインをつくりやすいんです」

幸子さんは、片脚で行う種目では、よりピンポイントでお尻上部に刺激を入れるため、母指球で床を踏む感覚も大切にしているという。

「ブルガリアンスクワットはダンベル7kgを左右に持って15回×3セット。ルーマニアンデッドリフトはダンベル9kgを左右に持って15回×3セット行う。日によっては片脚で行い、より左右差や効き方を確認することもあります。アブダクションは32kgで15回×4セット。前傾と後傾を使い分けながら、狙いたい部位に合わせて刺激を変えています」

ポジティブな言葉に変換して行動に移す

仕事との両立については、フルリモート勤務が大きな助けになっている。

「通勤時間がない分、両立はしやすいです。ただ、家から出たくないモードに入ってしまうことがあるので、自分との戦いですね。サボっちゃダメだと思うと余計に行きたくなくなってしまうので、最近は『美女になりに行きますか!』って自分を奮い立たせています(笑)」

忙しいときは、無理に詰め込まず、頻度を落とすという割り切りもしている。その代わり、散歩に出るなどして運動不足にならないように調整しているという。

そして幸子さんの変化は、家族にも波及した。

「筋トレはしたくないと言っていた妹、さらに70歳になる父までがパーソナルトレーニングに通い始めたんです」

「何かを変えたいと思っているのに、なかなか行動に移せない。そんなとき、『〜しないと、〜になれない』というネガティブな言葉が頭に浮かんできたら、『〜になるために、〜しよう!』とポジティブな表現に変換するようにしています。そんな些細な言い換えが、きっと少しずつでも何かを変えてくれるはずだと信じています」

次ページ:谷幸子さんの引き上がったヒップラインとくびれ(バックポーズ含むステージ写真5枚)

取材・文:柳瀬康宏 撮影:岡暁

執筆者:柳瀬康宏
『月刊ボディビルディング』『IRONMAN』FITNESS LOVE』などを中心に取材・執筆。保有資格は、NSCA-CPT,NSCA-CSCS,NASM-CES,BESJピラティスマット、リフォーマー。メディカルフィットネスジムでトレーナーとして活動もしており、2019年よりJBBF、マッスルゲート、サマースタイルアワードなどのボディコンテストに毎年挑戦している。

-ベストボディ選手, コンテスト
-,

次のページへ >





おすすめトピック



佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手