5月3日(日・祝)、ウェスタ川越文化芸術振興施設(埼玉県・川越)で『ベストボディ・ジャパン2026 さいたま大会』が開催された。ミス・ベストボディ部門クイーンクラス(50~59歳)では、石川紀子(いしかわ・のりこ/52)さんがグランプリを手にした。忙しい生活の中でいかに時間をやりくりし、丸い美尻を作っているのか。その秘密を探った。
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鏡に映った自分の姿にショック!大会参加を決意
石川さんは競技歴6年目。当時、ジムに通った経験がないままベストボディ・ジャパンの地方大会に初参加し、ファイナリストとして名を連ねた。ただ、トレーニングジムでの筋トレ経験がなかったとはいえ、まったく身体を動かしていなかったわけではない。実は、10年以上ブラジリアン柔術道場に通い、黒帯を保有している。
「コロナ禍で道場が数カ月休館し、試合もなくなってしまいました。自粛生活が続く中、ふと見た鏡に写った自分の姿があまりにオバさんで驚き、落胆したんです。女性としての人生は終わってしまったのかと……(笑)」
そこで、「とりあえず出てみなよ!」と言った友人の言葉を思い出し、「一回くらいなら」とベストボディ・ジャパンの大会への参加を決めた。
「子育て・仕事で忙しい主婦生活を送っていて、華やかなステージとは無縁だったので、最初は競技にあまり関心がありませんでした。でもいざ出てみると、他の選手はみんな年齢関係なく、丸く上がったヒップラインがきれいで、『あのお尻はどうやって作ってるんだろう?』と興味を持ったことが競技を継続するきっかけになりました」
家事の効率化でトレーニングの時間を捻出
ブラジリアン柔術の稽古には筋トレ要素と有酸素運動の要素があり、稽古だけでは足りない箇所を筋トレで補強している。
「私の場合は特にお尻です。上半身と比べて下半身は厚みがなく、身体全体のバランスが良くなかった。丸い桃尻を目指しているので、アブダクター、ヒップスラスト、スクワット系のトレーニングは欠かせません」
課題の克服にも取り組んだ。一番の課題はメンタルの弱さだ。少しでも強い気持ちでステージに上がるためには、もっと自信を持てる身体にしなければいけない。その思いから、ポージング、ウォーキング、体幹の強化を意識し、そのためにケトルベルトレーニングとピラティスも取り入れた。
より良い身体を作るためには、忙しい日々の中で時間を捻出しなければならず、家事にも工夫を取り入れた。
「例えば、お弁当は一週間分まとめて作って、冷凍保存しています。時間に余裕があるときに下ごしらえをして冷凍したり、常備菜を作ったりすることで、帰宅後すぐに調理と夕食に取り掛かれるようにしています」
楽しく年を重ね、未来をより良いものに変えたい
今大会で結果を残し、手にした『ベストボディ・ジャパン 日本大会』への切符。だが、クイーンクラスに移行してからは日本大会に出場しているものの、2年連続で予選落ち。未熟さと不甲斐なさを感じつつも、胸に秘める思いは熱い。
「過去の『ベストボディ・ジャパン日本大会』でTOP10入りを果たしていて、今年はそれよりも良い景色を見られるようになりたいです。大会初出場前までは、仕事をして、子育てをして、気がついたら年を重ね、更年期に怯えていました。でも、せっかくなら楽しく年を重ねたいですよね。いくつになっても行動を変えれば、自分の未来を変えることはできる。それを体現していきたいです!」
執筆者:増田洋子
編集・ライター。インタビューが好きで医療、ITなどを中心にさまざまなジャンルで執筆中。現在は週に4日、ジムでのんびり運動をしている。東京都在住。
取材:増田洋子 撮影:舟橋賢
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