ベストボディ選手 コンテスト

食べる量を増やし、美しい“背中のライン”をつくった33歳がコンテスト入賞「筋トレはすぐに結果が出ないのが楽しい」

5月24日、京都パルスプラザ・稲盛ホールで『ベストボディ・ジャパン2026京都大会』が開催された。ミス・ベストボディ部門レディースクラス(30歳~39歳)では、比嘉玲衣奈(ひが・れいな/33)さんが3位入賞した。

【写真】背中のカーブが美しい比嘉玲衣奈さん(バックポーズ含むステージ写真5枚)

元気がなく無気力な時代

「元々カフェで働いたり、絵のデザインの仕事をしたりしていました。アートは好きだったのですが、クライアントから求められることに応えようとしすぎてアートを楽しむ気持ちがわからなくなり、だんだん疲れていきました」

2年前、家の近くにパーソナルジムがオープンした。小学校から高校卒業まで8年間バスケットボールに取組み、運動が好きだった比嘉さんは、ジムの見学に行った。

「話を聞きに行って『やってみよう!』と即決し、週1回のパーソナルに通い始めました。パーソナルではない日も週1回くらい、一人でトレーニングするようになりました」

筋トレはすぐに結果が出ないことが楽しい

「筋トレはすぐに結果が出るものではなく、コツコツやらないと形になりません。自分との約束を守ってコツコツやって、やり切ると達成感があることが、そのころの自分にはとても楽しく感じました。それを繰り返していると、だんだん元気になっていきました」

パーソナルジムに通い始めて半年ほど経ったとき、「ここで働きたいです」と比嘉さんは言った。

「転職したいと思ったとき、絵は苦しくなると思ったので、2番目に好きな運動の仕事をしようと思いました。トレーナーとして人に教えるのは初めてなのでとても緊張しましたが、自分の身体も作りながら、周りのスタッフから学んで実践、実践、実践と、繰り返しました」

ベストボディ・ジャパンで日本一を達成したジムのオーナーの勧めで、比嘉さんも昨年からコンテストに出場するようになった。

「『せっかく身体を鍛えているのでいいチャンスだな』、と思いました。前よりも食べる量が増えたのに太りにくくなり、食べると体重が落ちていきました。食べないダイエットではなく、食べているのに背中のラインが変わっていくことを実感できたことが継続につながりました。主なたんぱく源は、鶏むね肉、鮭、卵、納豆。炭水化物はお米、かぼちゃ、焼き芋、栗を日によって変えています。野菜も食べます」

楽しめなかったコンテスト

「去年は地方大会に2回と日本大会に出場しました。私は結果に執着しすぎて、過程を楽しめないところがありました。日本大会も『うまくやろう、結果を出したい』という思いが強すぎて、がんばったのに悔しさが残りました。今年は京都大会が初戦で、うまく体重が落ちなくて出場をやめようかという気持ちになっていました。でも、今の完璧ではなく、今のベストで出ることも大事な経験だ、と切り替えて、初めて大会を楽しむことができました」

比嘉さんは、「楽しめたので、次に向けてがんばりたい」と言う。

無気力だったころから筋トレで前向きになり、トレーナーに転職してコンテストを楽しむことができるようにまでなった比嘉さんの姿は、筋トレで人生が好転することを示す好例だろう。

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取材:あまのともこ 撮影:岡暁

執筆者:あまのともこ
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。2021年~2025年JBBF登録選手。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。

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