6月13日(土)、千葉県・青葉の森公園芸術文化ホールで開催された『サマースタイルアワード 2026 千葉予選』。ドレス部門で1位に輝いたのが、sayo(さよ)さんだ。コロナ禍をきっかけに始めたボディメイクを続け、見事優勝を決めた。

トレーニング歴は5年目。運動不足を感じたことが、身体づくりを始めるきっかけだった。
「コロナ禍で仕事がフルリモートになって、身体が少しずつ緩んできた気がしたんです。決して太ったわけではなかったのですが、年齢とともに身体のラインが変わってきたことを実感して。洋服や水着をきれいに着こなせる身体になりたいと思い、近所のパーソナルジムに通い始めました」
何度も断った大会も、今では大きな目標に
大会出場も、最初から前向きだったわけではない。ジムのトレーナーから何度も誘われていたものの、そのたびに断っていたという。
「トレーナーさんがサマスタに出場していて、何度も声をかけてもらっていましたが、最初は大会に出る気なんてなかったので、本当に100回くらい断ったと思います(笑)。でも半分折れるような形で2022年に初出場してみたら、緊張し過ぎて何も覚えていないまま終わってしまって。その悔しさが残って、”せっかくの頑張りを最大限発揮できるようになりたい” と思うようになりました」
初出場をきっかけに、筋トレとの向き合い方にも変化が生まれた。
「実は筋トレ自体が大好きというタイプではないんです。私にとって筋トレは、好きな身体でいるためのツールという感覚。だからこそ、大会のような目標があると頑張れますし、自分に合ったペースで続けることができています」
ドレス映えする身体を目指して下半身を強化
今回は、これまで出場してきたビキニカテゴリーとは異なるドレス部門への挑戦。筋肉量を増やすことにこだわりすぎない、女性らしいシルエットを意識した身体づくりに取り組んだ。
「今回は筋肉感を出し過ぎないことを意識して、お尻を中心に下半身を強化しました。ブルガリアンスクワットとヒップスラストは本当に苦手ですが、お尻を作るためには欠かせない種目。食事や水分も制限をし過ぎず、自然な身体のラインを大切にしました」
リモートでマーケティングの仕事をするsayoさんは、仕事終わりではなく午前中や昼休憩を利用してトレーニングを行う。限られた時間の方が集中できるため、あえて1時間ほどの隙間時間を活用するスタイルを続けているという。また、ボディメイクを長く続けるためには、自分なりの楽しみ方を見つけることも大切にしている。
「私もサボってしまう日はあります。でも、”とりあえずやめない” ということだけは決めています。可愛いウェアを着たり、新しいボトルを買ったり、頑張った後の楽しみを作ったり、友達と違うジムへ行ったり。”行かなきゃ” という義務感ではなく、自分が気分良く続けられる方法を見つけることが大切だと思います」
コロナ禍の運動不足をきっかけに始まったボディメイクは、sayoさんに理想の身体だけでなく、新たな挑戦を楽しむきっかけも与えてくれた。自分のペースを大切にしながら積み重ねた努力は、『完璧を目指すより、まずは続けること』の大切さを教えてくれそうだ。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。
取材:池田光咲 撮影:高坂裕希
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