サマスタ選手 コンテスト

大好きなお酒を控えコンテスト入賞の32歳・金融事務職員 「ストレス発散法が、お酒から筋トレに」

6月13日(土)、千葉県・青葉の森公園芸術文化ホールで開催された『サマースタイルアワード 2026 千葉予選』。ビューティーフィットネスモデル部門ショートクラスで5位に入賞したのが、金融事務職として働く小野理世(おの・りよ / 32)さんだ。体型維持のために始めた筋トレが生活の一部となり、初めて挑戦したコンテストで見事入賞を果たした。

【写真】小野理世さんの筋トレと断酒で磨き上げたボディ(ステージショット8枚)

トレーニング歴は約2年半。本格的に筋トレへ取り組むようになったのは1年半ほど前だった。

「最初は体型を維持したくて、有酸素運動を中心にジムへ通っていました。筋トレは少しやる程度だったのですが、24時間ジムのスタッフさんと話す機会が増えて興味をもつようになったんです。実は、お酒が大好きで体型維持のために運動を始めたというのも理由の一つなんですよ」

目標設定で楽しさが増したボディメイク

昨年10月からパーソナルトレーニングにも通い始めたが、当初は大会出場を考えていたわけではなかったという。

「自己流でトレーニングをしていると、やり過ぎてしまったり、思うように筋肉がつかなかったりしていました。でも、パーソナルトレーニングで食事やトレーニング頻度、扱う重量を見てもらうようになってからは、身体の変化も感じられるようになって。大会は私自身、目標があった方が継続しやすいタイプだったので挑戦を決めました」

初出場に向けた準備は、仕事との両立も大きな挑戦だった。

「減量が始まった3月は仕事の繁忙期と重なっていて、本当に大変でした。もともとは仕事のストレスをお酒で発散するタイプで、週4日くらい飲んでいたんです。でも大会の1カ月半前からは断酒して、ノンアルコールビールで気持ちを紛らわせていました。ストレスを感じたら筋トレに行くようにして、以前とは違う発散方法を見つけることができました」

8kg減量で実感した、身体が変わる喜び

「4月末には証券アナリスト資格試験の受験を控えていたこともあり、慌ただしい数カ月を過ごしました。でも、減量を始めてからは身体の変化が目に見えて分かるようになったのがうれしかったですね。年末年始から大会当日までで約8kg落とすことができましたし、筋肉を落とし過ぎずに仕上げられたので、上半身を褒めてもらえることが多くなりました」

忙しい毎日の中でも、筋トレを続けるための工夫があった。

「ラジオを聴くのが好きなので、筋トレのやる気が出ない日でも "(トレーニング中に)ラジオを聴きたいからジムに行こう"と思えました。食事も栄養を考えながらしっかり食べていたので、減量は無理なくできたと思います」

仕事の繁忙期や資格試験、そして初めての減量を経験した小野さん。その挑戦を通じて、筋トレが身体づくりだけではない魅力を感じる存在になったという。

「筋トレが本当に楽しいです。もちろん人それぞれだと思いますが、続けてみると魅力を感じる人はきっと多いと思います。身体が変わる喜びもありますし、私みたいにストレス発散になったり、新しい趣味になったりすることもあるはずです。まずは気軽に始めてみてほしいですね」

体型維持を目的に始めた筋トレは、コンテストへの挑戦を経て生活を支える大切な習慣へと変わった。仕事や勉強との両立を図りながら、自分らしいボディメイクを楽しむ小野さんの姿は、忙しい毎日を送る多くの人の励みになりそうだ。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。

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取材:池田光咲 撮影:高坂裕希

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