ケガからのリハビリをきっかけに筋トレを始め、海外生活を送りながらボディメイクに挑戦した、飯野かをり(いいの・かをり/55)さん。5月31日、松山市総合コミュニティセンターで『ベストボディ・ジャパン2026松山大会』が開催され、フィットネスモデル部門ウーマンズクラス(50歳~年齢無制限)では飯野さんがグランプリを獲得した。
【写真】アラ還とは思えないシュッと引き締まった手足が美しい飯野かをりさん(ステージ写真5枚)
健康的な身体のために50代から筋トレを開始
飯野さんが身体づくりを始めたのは足首の大ケガからだった。
「手術後の約2カ月間は、ほとんど歩くことができませんでした。回復後、リハビリを兼ねて運動を開始したのです。一人旅の途中でフィジークの大会に出場している男性と出会い、筋トレや身体づくりについて話す機会があり、話の流れで『大会に出てみたら?』と勧められたことがきっかけで、ボディメイクに興味を持つようになりました」
飯野さんのコンテスト歴は2年目だ。
「昨年は東京大会に初出場しました。周りは経験豊富な選手ばかりで、私は予選通過まででしたが、初めてのステージは大きな学びになりました。大会特有の雰囲気や緊張感を体験できたことは、とても貴重な経験だったと思います。前回の経験をいかして、落ち着いて臨むことができました」
筋トレでバランスの良い身体を目指す
夫が韓国人のため、韓国に移住して26年目だと話す、飯野さんの筋トレ暦は約1年半だ。
「週5~6回、1回あたり1時間半から2時間ほどトレーニングしています。上下バランスの良い身体づくりのために行う、脚のトレーニングが好きです。普段は韓国のジムでトレーニングをしていますが、ありがたいことに『運動が上手な日本人』と言われることもあり、『あんなふうになりたい』と他の会員さんから目標にされているとトレーナーさんからコッソリ教えてもらえました」
飯野さんは減量ではなく「むしろ増量が大変だった」と話す。
「もともと痩せ型で筋肉量が少なかったため、まずは筋肉を増やすことが大きな課題でした。大会に向けて、なんとか約6kgの増量に成功しています。その後も水分をしっかりと摂取しながら、低脂肪・高炭水化物の食事を継続しました。大会直前だけ、水分と塩分を少し調整しています」
現在は日本大会への出場を目標にしている飯野さんは「大会まで約6カ月あるので、さらにレベルアップした身体で挑戦したい」と意気込む。
わずか筋トレ歴1年半でボディコンテストへ挑戦した飯野さんが、海外で努力を重ねながら理想の身体を追い続ける姿は、多くの女性のやる気を奮い立たせてくれるだろう。
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取材・文・撮影:山口夏織
フィットネスからグルメ&レジャー、経済紙まで様々なジャンルで執筆&撮影を行う、歌う筋肉クリエイター。自身もボディコンテストへの参加経験があり、日々鍛えている。どちらかといえば猫派、某チョコはきのこ派。
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