『マッスルゲート横須賀大会』のウーマンズフィジーク一般の部で2位という素晴らしい結果を手にしたのは、井上晶代(いのうえ・あきよ/50)さん。現在はステージで堂々と鍛え上げた脚を披露しているが、かつては「脚が太い」と言われ、傷ついた経験があったという。

井上さんが筋トレを始めたきっかけは、ダイエットだった。
「ダイエットのために筋トレを始めました。当時お世話になっていたトレーナーさんがメンズフィジークの選手で、筋トレにのめり込んでいく私に『大会に出てみたら?』と声をかけてくださったんです。冗談だったのかもしれませんが、その一言がきっかけで大会出場を決めました」
何気ない一言が、人生を大きく変えるきっかけとなった。
今大会では、自慢の脚を堂々とステージで披露した。
「もともと脚の筋肉量が多いので、そこは良いですねと言っていただけます。でも、その分絞りにくい部位でもあるので、もっとカットを深く出して、さらに評価していただける脚を目指したいと思っています!」
結果を残しても満足することなく、さらに理想の身体を追い求めている。
ボディメイクで得た知識を助産師の仕事にも生かす
普段は助産師として母子の整体ケアを行う傍ら、ボディメイク競技にも挑戦している身として、ボディメイクで得た知識は、日々の仕事にも生かされているという。
「育児は産後の身体にとって、とても過酷なものです。身体の歪みや、効率よく楽に身体を使えるようになるために、トレーニングやコンディショニングで学んだことを、妊娠中や産後の身体の特性に合わせて指導やケアに生かしています」
ボディメイクは、自身の身体を鍛えるだけでなく、多くの母親たちを支える仕事にもつながっていた。
また、競技を続ける中で、身体だけではなく心の大切さにも気づいたという。
「ボディメイクを始めてからは、身体だけではなく心もケアしないとうまくいかないと思うようになりました。今回の結果を受けても、まだまだだと感じていますし、これからも上を目指し続けたいです」
次に目指す身体も、すでに明確だ。
「脚に見合った上半身を作りたいです。目標は『全身大きく、美しく』です!」
かつては「脚が太い」という言葉に傷ついた井上さん。しかし今では、その脚はステージで評価される大きな武器となった。コンプレックスだったものを強みに変え、努力を積み重ね続ける姿は、「短所だと思っていることも、見方を変えれば自分だけの強みになる」ということを教えてくれているのではないだろうか。
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
執筆者:佐藤佑樹
主にFITNESS LOVEで執筆中。自身も大会へ出場するなどボディメイクに励んでいる。料理も好きで、いかに鶏胸肉を美味しく食べるかを研究中。
取材:佐藤佑樹 撮影:中島康介
-コンテスト
-MG, マッスルゲート横須賀










