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日本がアームレスリング世界大会で初の国別総合優勝 世界30カ国の頂点に立つ

9月22日から27日にかけて、クラフトシビックホール土浦で「2026 IFA World Armwrestling Championships(IFA世界アームレスリング選手権)」が開催された。ジュニア、マスターズ、シニア、障がい者(パラ)部門で世界一を争う大会で、世界約30カ国から500人を超える選手が参加した。

IFA公式の計量スケジュールでは、ジュニア・マスターズ系346人、シニア・障がい者部門170人の計516人。前年2025年にアゼルバイジャン・バクーで開催された世界選手権は30カ国から400人以上が参加しており、今回はそれを上回る規模となった。

【写真】世界30カ国から500人超が集結したアームレスリング世界大会の模様

世界アームレスリング

アームレスリングは、単純な腕力だけで勝敗が決まる競技ではない。手首の使い方や握り、スタートの反応、体重の乗せ方、相手との駆け引きなど、さまざまな要素が絡み合う。試合は一瞬で決着することもあれば、互いの腕が止まった状態から長い攻防が続くこともある。

今大会を主催するIFA(International Federation of Armwrestling)は、JAWA日本アームレスリング連盟が加盟する国際団体。ジュニアからマスターズ、シニア、障がい者部門まで幅広いカテゴリーが設けられ、さらに左右それぞれで世界王者が決められた。

そして開催国・日本は、大会を通じて各カテゴリーで次々と表彰台に立った。

山田よう子が4冠、日本勢がメダルラッシュ

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なかでも圧倒的な存在感を放ったのが山田よう子選手だった。

山田選手はシニア女子で左腕を制すると、大会最終日の右腕でも優勝。さらにグランドマスターズでも左右を制し、今大会だけで実に4つの金メダルを獲得した。

同じ大会で異なるカテゴリーに出場し、左右両腕で頂点に立つ4冠。世界各国から強豪が集まる舞台で、その実力を改めて示す結果となった。

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山田選手だけではない。ジュニア、マスターズ、シニア、障がい者部門の各カテゴリーで日本人選手が次々と表彰台に上がり、会場では何度も日の丸が表彰台の中央に掲げられた。

そして大会の最後に発表された国別総合成績で、開催国・日本の名前が最上位で読み上げられた。

日本が獲得したメダルは、

金メダル41個
銀メダル39個
銅メダル41個

合計121個。

総合得点は1217ポイントに達した。

2位のアメリカは金25個、銀21個、銅24個の計70個、3位には金11個、銀11個、銅10個を獲得したポーランドが入った。

日本はメダル数、ポイントともに2位以下を大きく上回り、開催国として圧倒的な成績を残した。

日本初の国別総合優勝、その背景にあった「国内開催」

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JAWA関係者によると、日本がIFA世界選手権で国別総合優勝を果たしたのは今回が初めてだという。

なぜ、今回の日本はこれほどまでに多くのメダルを獲得できたのか。

その背景には「日本開催」という大きな要因があった。

これまで海外で行われる世界選手権では、渡航費や滞在費など経済的な負担が大きく、各階級の国内トップ選手が必ずしも揃って世界大会へ挑めていたわけではなかったという。

しかし今回は日本開催。海外遠征に比べて出場へのハードルが下がり、各階級の実力者たちがしっかりと世界選手権のテーブルに立つことができた。

JAWA関係者は、日本のベストメンバーに近い布陣で大会に挑めたことが、今回のメダルラッシュにつながったと話す。

昨年の世界選手権を上回る500人超が参加した今大会。その大舞台で日本は金41個を含む計121個のメダルを獲得し、IFA世界選手権では初となる国別総合優勝を成し遂げた。

大会前、土浦の街ではタクシー運転手までが「腕の太い人たちがたくさんいる」と驚いていた。

世界各国から鍛え上げられた腕自慢が集まった6日間。その最後に世界一のチームとして名前を呼ばれたのは、開催国・日本だった。

文・撮影:FITNESS LOVE編集部

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