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ハイレベルなボディコンテストで優勝!41歳が休息やケアを重視しつくり上げたメリハリあるマッスルボディ

一般的に、40代は人生の折り返し地点とも言われる。しかし、挑戦を決めた者には何歳であろうと今日が新しい人生の一歩目だ。

「ジャパンオープンは、今年出場する大会の中でも特に『結果を残したい』と強く意気込んで臨んだ舞台でした。背景にあったのは、直近のオールジャパンマスターズで2位という悔しい結果です。悔しさを胸に、より一層気持ちを入れて準備を進めてきました」

【写真】北沢真利さんの”メリハリ抜群!”ビキニステージショット

そう語るのは、9月22日(火・祝)、23日(水・祝)に愛知県名古屋市の岡谷鋼機名古屋公会堂で開催された「JBBF第37回ジャパンオープン選手権大会」にて、今大会新設の「ビキニフィットネス(※)」カテゴリー初代女王に輝いた、北沢真利(きたざわ・まり / 41)選手だ。北沢選手にとって、今年は新しい挑戦の連続だった。

※細くくびれたウエスト、丸みのあるヒップ、しっかり作られた脚、 ほどよく鍛えられた三角筋が評価されるJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)のカテゴリー

慣れ親しんだ環境を離れて「自分がどこまでできるのか」

「今年を“挑戦の年”にしようと思った大きな理由の一つは、長くお世話になっていた所属ジムを離れたことです。自分自身と向き合う時間が増えて、『これから自分はどうしていきたいんだろう』と考えるようになりました」

今までやってきたことにとらわれず、もっといろんな舞台に挑戦して、自分の可能性を試してみたい。そう考えた北沢選手は2026年、出場団体を跨いでハイレベルな挑戦を続けてきた。

まず、『サマースタイルアワード』主催の名古屋予選(Betty部門オーバーオール優勝・大会MVP受賞)を経て、同団体のプロ資格を獲得。プロ選手のみが参加できる『JAPAN PRO CHAMPIONSHIP』に出場した。その後、以前の出場団体であったJBBFに復帰し、『オールジャパンチャンピオンシップス』へ。そして、本大会へと立て続けにに出場した。

「連戦続きで肉体的・精神的な負担も大きかったものの、ここで自分がどこまでできるのかを試したいという強い挑戦心が原動力となりました。『最後まで自分のできることをやり切って、結果につなげたい』という執念が、初代女王という最高の栄冠を引き寄せてくれました」

過酷な連戦を乗り切ったセルフケア

息つく暇もない連戦を最高の状態で迎えるため、北沢選手はセルフマネジメントにも力を入れた。一つ目は、トレーニングの『質』の管理だ。

「減量末期でもトレーニングの強度を落とさないように、頻度やボリュームを日々の体調に合わせて細かく調整し、疲労の蓄積を防止しました」

次に、徹底した休息とケア。

「まず睡眠時間をしっかりと確保し、身体のケアやストレッチの時間を普段以上に増やしました。常にコンディションに気を配り、オーバーワークを避けて、次の大会へ向けて着実に回復させることを意識しました」

頑張るからこそ、無茶をしない。こうしたセルフケアの徹底こそが、タフな状況を走り切る肉体と精神を保てた要因だと北沢選手は語る。

これは仕事にも、日常生活にも言えることだろう。ただ単に「頑張る」だけでは駄目で、「頑張ることができる状況をつくり」その上で頑張ることが、継続的に成果を出すために重要なのかもしれない。

達成は新たな目標のスタート地点

今シーズンの最終戦となったジャパンオープンを、初代女王という最高の形で締めくくった北沢選手。

「今年は異なる団体のステージを経験したことで、自身の進むべき道がより明確になりました。実際に両方のステージに立ってみて、自分にはサマースタイルアワードよりもJBBFのビキニフィットネスの方が、身体のつくり方や目指している方向に合っていると強く感じました」

この大きな気づきを経て、来シーズンのさらなる進化を誓った。

「今シーズンの自分をさらに超えられるように、筋トレはもちろん、ポージングや表現力にも磨きをかけて、もっとレベルアップした姿でステージに立ちます」

北沢選手の怒涛の一年は、挑戦への目標と熱意を持ち続ける大切さと、それを支える適切な自己管理の重要性を私たちに教えてくれた。

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取材:にしかわ花 撮影:中原義史

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』『Womans'SHAPE』寄稿。記者・ライター、メディアプランナー、エッセイスト。

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