9月20日(日)にアクロス福岡で開催された「マッスルゲート福岡大会」。ウーマンズウェルネス一般の部で優勝したのは、中尾萌花(なかお・もえか/21)さん。身長148cmの身体でステージに立ち、見事頂点に輝いた。
【写真】中尾萌花さんの太いと言われた脚を生かしたバックポーズ

中尾さんが筋トレを始めたきっかけは、コロナ禍の自粛期間に運動不足を解消するため、自宅で自重トレーニングを始めたことだった。当初は大会を意識していなかったという。
「始めた頃は趣味として筋トレを行っていたため大会にはあまり興味がありませんでしたが、去年SNSで誰でも気軽に出場できるマッスルゲートを知り、『せっかく筋トレで身体づくりをしているから出てみようかな』と思ったのがきっかけです」
現在は週5日トレーニングに取り組み、上半身は1回約1時間30分、下半身は2~3時間かけて鍛えている。
一方で、筋トレを始める以前には、身体について悩んだ経験もあった。
「中学生の頃、脚が太いとよく言われました。自分の身体のコンプレックスを思春期の多感な時期に指摘され、とても不快な気分になりました」
さらに、過去には過激なダイエットに取り組み失敗した経験もある。
「筋トレをする前は過激なダイエットに取り組み、体重が34kgまで落ちるなど、身体のバランスを崩してしまいました」
そんな経験を経て、筋トレと向き合う中で、気持ちにも変化があったという。
「もともとメンタルが非常に弱かったのですが、筋トレを始めてから少し改善したように思います!」
大腿四頭筋を武器に、高重量とバランスを追求
中尾さんが得意部位として挙げるのは大腿四頭筋。
「大会に向けて、バーベルスクワットやペンデュラムスクワット、片脚レッグプレス、レッグエクステンション、ブルガリアンスクワットなどを行っていました。フォームを崩さずにできる重量の中で、高重量を持つことを意識しています」
また、下半身を大きくしたいからといって、下半身だけを鍛えるわけではない。
「全身をバランス良く鍛えることをこだわりにしています。下半身ばかり鍛えず、上半身もしっかり鍛えて、バランスの良い身体をつくることを意識しています」
日常生活でも、身体づくりへの工夫があった。
「歩いて行けるところには歩いて行くことと、積極的に階段を利用することを意識しています。階段ではただ登るのではなく、お尻に効かせながら1段1段踏み込んで登るのが非常にオススメです」
食事では、メリハリを大切にしているという。
「普段はクリーンな食事を意識し、食事を楽しむ場では目一杯楽しむというメリハリが、ボディメイクではとても大事だと思っています。体重の増減で一喜一憂しないために、たくさん食べた次の日は体重を測らないようにしています」
中尾さんが目指すのは、海外のウェルネス選手のような身体だ。
「海外ウェルネス選手のような大きく引き上がったヒップと、馬のような脚を目指したいです!」
今大会では優勝を手にしたものの、本人にとっても驚きの結果だったという。
「とてもレベルの高い選手ばかりだったので、1位を取れたことに驚きました」
今後は、さらなる身体の進化を目指す中尾さん。
「四頭と比べてお尻が自分の弱い部分だと思っていて、特に横から見た時にお尻に厚みがないので、大臀筋を鍛える頻度を増やして、ボリュームアップできるように強化していきたいです!」
過去には身体のコンプレックスや、無理なダイエットを経験した中尾さん。それでも筋トレと出会い、自分の身体と向き合うことで、新たな可能性を広げてきた。
「変わりたい」と思った時に、まずはできることから始めてみる。その一歩を積み重ねることが、自分自身の身体や気持ちを変えるきっかけになるのかもしれない。
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
執筆者:佐藤佑樹
主にFITNESS LOVEで執筆中。自身も大会へ出場するなどボディメイクに励んでいる。料理も好きで、いかに鶏胸肉を美味しく食べるかを研究中。
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取材:佐藤佑樹 撮影:西山稔夏










