5月19日(日)、大阪・門真市民文化会館でマッスルゲート大阪が開催された。2024年から始まった新競技ウーマンズウェルネスで2位となった原田一未(はらだ・かずみ/36)選手。筋トレをするまでは「ぽちゃぽちゃ」していたと振り返るが、いかにして進化を遂げたのか。
中学校から大学まで卓球部で汗を流し、社会人になってからはクラブチームに所属している原田選手がトレーニングを開始したのは2年前。
「ずっと卓球をしていますが、太りやすい体質で筋トレをするまではぽちゃぽちゃした体型でした。身長155cm、体重65kgのときもありました。身体もきれいになるし、気分も上がるのでボディメイクにはまっていきました」
トレーナーさんの勧めでベストボディ・ジャパンに挑戦し、筋量が上がるとともにビキニフィットネス、ウーマンズウェルネスと競技を変えていった。
「最初はビキニになることに抵抗があったのですが、自分自身に思いっきり投資できると思って、競技の世界に飛び込みました」
精神保健福祉士・公認心理士として働いている原田選手は、仕事で抱えたストレスをトレーニングをすることでうまく発散できるようになったと喜んでいる。
「トレーニングは一人になれる、リフレッシュの時間になっています」
ビキニフィットネスとウーマンズウェルネスに挑戦している原田選手だが、「大腿四頭筋が強い」と言われることから今後はウーマンズウェルネスに比重を置いていく予定だ。
「卓球もボディコンテスト競技も楽しみながら仕事と両立して、ウーマンズウェルネスではトップに入れる選手になれたらいいなと思っています。QOLを大切にしていきたいです」
取材・撮影:FITNESS LOVE編集部