5月18日(土)、健康で美しい身体を目指すコンテスト、ベストボディ・ジャパン千葉大会が開催された。昨年6月より筋トレを始め、今年から日本大会を目指して大会出場中のネイリスト兼、派遣会社員の田野上愛美(たのかみ・まなみ/36)さん。万年ダイエッターから大会でグランプリを目指すまでの経緯を教えてくれた。
「元々は痩せたり太ったり万年ダイエッターで、痩せてもただ痩せてるだけのメリハリのないぺったんこな身体でした。パンツのお尻がスカスカな悲しい状態でしたが、筋肉が全然ないからメリハリがないのは当たり前ですよね。30代後半になり、ただの細い身体じゃ色気がない、ベストボディ・ジャパンの身体、サイバージャパンダンサーズのような身体になりたい、と思い筋トレを始めました」
筋トレ開始から半年後、昨年の日本大会観戦をきっかけに大会出場を決めた。
「日本大会を観戦後にトップ選手の方々との食事会に参加させていただきました。選手達と会話をしたことで『私もそっち側に行きたい!』と思い、翌々日にはトレーナーに『私、BBJに挑戦する!』って伝えてました」
さいたま大会、関東大会に続いて、今回3回目となる千葉大会ではベストボディ部門、レディースクラス(30-39歳)で5位を獲得した。
「身体のコンディションとしては悪くなかったかなと思います。関東大会では少し痩せ過ぎたような気がしていたので、わずかに体重、体脂肪率を乗せるよう調整しました。ただ、私の課題である肋骨の開き、くびれの弱さは改善できなかったので反省すべき点ですね」
大会までの身体づくりとして、やはり食事には特にこだわっているようだ。
「食事は基本的には自炊で、添加物などは摂取しすぎないようにしています。手作りできるものは無理のない範囲で手作りをしていて、塩麹、生姜麹、にんにく麹、醤油麹、玉ねぎ麹や塩レモン麹などなど……あんこも発酵あんこや、デーツあんこなどお砂糖不使用で作ったり。運動は短時間でほぼ毎日。習慣にするようにしています。美容に関してはとにかく保湿を意識しています。若いころはデパコス(デパートコスメ)に凝っていましたが、今はドラコス(ドラッグストアコスメ)などのプチプラでたくさん使うこと。たまにスペシャルケアでちょっと贅沢なものを使っています。少々めんどくさがりなので、顔についてはフェイスマスクを化粧水代わりに朝・晩使用し、その後にクリームを塗っています。身体も基本的にはオイルか化粧水をたっぷり塗ってからクリームを塗ってます」
日本大会トップに出場するためには、まずは地方大会でグランプリ獲得を狙いたいと話している。
「まずは地方大会でゴールドサッシュを狙います。私の一歩はすごく小さいので、なかなか手が届かないのですが、小さな一歩でも積み重ねれば到達すると信じています」
取材:松本実奈美 撮影:中島康介(Instagram:k00_op)写真提供:田野上愛美
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