「4人の出産を経て万年産後太り。コロナ太りも重なってワガママボディでした」
【写真】ワガママボディから劇的変化!高橋チエミさんの全身アフター大会写真
高橋チエミ(たかはし・ちえみ/42)さんは17歳、16歳、13歳、10歳のお子さんの母親。今から4年前、近所にジムがオープンしたことがきっかけでトレーニングを始めた。当時は身長161cm、体重62kgの「ワガママボディ」だったそうだ。
「始めたころは全くやり方が分からず、ジムの会員さんに聞いたり、トレーニングYouTubeを見漁ったりして自己流トレーニングでした。同時に食事の見直しをして、外食やジャンクフード、お菓子の爆食を減らし、なるべく和食や手作りおやつなどに切り替えることでダイエットがスムーズに進みました。トレーニングを始めて半年くらいしてから身体のラインが変わってメリハリがついたかな、という実感がありました。洋服のサイズダウンでモチベーションが上がりました」
2年ほど前、高橋さんはビキニフィットネスやフィットモデルの選手として活躍する安井友梨さんの存在を知る。
「安井さんのことをSNSで見て、安井さんが通うエクサイズトレーニングスタジアムが家から近いことを知りました。勇気を出して柏木先生のパーソナルを受け、身体の柔軟性が大切なんだと知り、身体作りや怪我の予防のためにもストレッチを取り入れるようになりました。パーソナルトレーニングで筋肉にアプローチして効かせる感覚を覚えたことで、身体が劇的に変わり、タンパク質を多く摂取する食事を意識してから身体作りが向上しました」
エクサイズに通うようになり、ますますトレーニングが楽しくなった高橋さん。モチベーションになる目標と、安井さんのようにステージに立ってみたいと思うようになり、マッスルゲートに挑戦することを決めた。
「アラフォーでも輝ける舞台があるんだと感動でした。一度きりの人生、ただの主婦で人生終わりたくないし、4人の子どもの母でもいつまでも輝いていたいなって思いました。目標に向かって日々頑張る選手の皆様と出会え、大会でトレーニーの輪が広がってうれしいです!トレーニングは一生の趣味になりそうです」
2023年7月マッスルゲート浜松大会ではウーマンズレギンス50歳以下の部で2位、同年9月マッスルゲート愛知大会のビキニフィットネス35歳以上の部で4位。2024年7月JBBF愛知県選手権のビキニフィットネス163cm以下級で6位の成績を収めた。
「今シーズンも大会に出場したいと思っています。身体作りは背中・肩・下半身の筋量を増やしたいです。減量が苦手なので、今シーズンもあまり体重を増やさず頑張っています。そろそろ減量がスタートするので、ストレスを溜めずスムーズに減量できるように日々切磋琢磨しております」
大会に出場するようになってからオフシーズンでは55kgの体重だが、大会では50kgまで減量するという。トレーニングは週3回だそうだ。
「週1回のパーソナルトレーニングと週2回ほどジムでトレーニング。ストレッチや有酸素運動も含め3時間弱くらいです。簡単に上半身・下半身と分けて、ビキニ選手に必要な肩と背中とお尻とくびれ作りは意識しています」
ボディメイクに成功したことで、メンタルにも大きな変化があった。
「美容やファッションが楽しくなってきて、家族や友人から『明るくなったね〜、きれいになったね〜』と言われるようになりました。自分に自信がついて何事も前向きになり、引きこもりがちのネガティブなお母さんから、アクティブで何にでも挑戦する明るいお母さんになった気がします」
家族にはとても感謝しているという高橋さん。
「辛い減量も温かく見守ってくれて感謝しかないです。最初は挫折する心配ばかりしていた家族も今は温かく、前向きに応援してくれるようになりました。今年はJBBFのビキニフィットネスで成績を残せるようがんばります」
【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。
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取材:あまのともこ 写真提供:高橋チエミ
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