マッスルゲート選手 コンテスト

「初めてのキラキラビキニ」 46歳が初挑戦で入賞。 「もっともっとビキニが似合う身体になりたい」

4月12日、宇都宮市文化会館で『マッスルゲート栃木大会』が開催された。初めてのビキニフィットネスにも関わらず、ビキニフィットネス一般の部で3位、ビキニフィットネスマスターズでは2位という素晴らしい結果を収めたのは、奈緒(なお/46)さんだ。

【写真】引き締まった奈緒さんのビキニ姿

今回の大会に向けての取り組みについて伺った。

「食事は低脂質・高タンパクを基本にしながら、カーボサイクルやケトジェニックも取り入れ、身体の反応を見ながら調整していきました。減量中でも『美味しく食べること』は常に大切にしていました」

一つの方法に絞らず、状況に応じてアプローチを変える柔軟さが結果につながったという。

「パーソナルトレーナーを付けて、全身をまんべんなく強化していきました。特に意識していたのは『焦らず、ゆっくり』。一つひとつの動きを丁寧に積み重ねることを心がけていました」

一方で、順調なだけではなかった。ストイックに取り組むあまり、メンタルが崩れかけた瞬間もあったという。

「減量で体重ばかりを追い求め、停滞期に自分を責めてしまいました。でも、同じジムに通う仲間が『見た目が変わってるよ』と声をかけてくれて、本当に救われました。今思えば、除脂肪は進んでいたんだと思います」

支えてくれる仲間の存在が、大きな励みになったと振り返る。今後について、奈緒さんは声をキラキラ輝かせて語ってくれた。

「もっともっとビキニが似合う身体になりたいです!実は今大会で初めてビキニを着たんです。それがキラキラのステージ用ビキニで、すごくうれしくて。これからは人生46年分、思いっきり輝きたいです!」

さらに、次の大会へ向けた具体的な戦略は?

「次は9月のマッスルゲート札幌大会を目指します。今回の課題は上半身のボリューム不足だったので、脚トレが大好きですが、上半身の頻度を増やしていきます。食事管理面では身体の冷えを感じたため、次回はカロリーを少し高めに設定しながら、より無理なく絞っていきたいと考えています」

今大会の結果に満足することなく、すでに次なる高みを見据えて進み始めている奈緒さん。そのひたむきな挑戦に、今後も目が離せない。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

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取材:佐藤佑樹 写真提供:奈緒

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