2025年5月27日、在日フランス大使館にて、フランス発プレミアムスポーツサプリメントブランド「Nutrimuscle(ニュートリミュスクル)」の日本市場ローンチイベントが開催された。
Nutrimuscleは、1993年にフランスで誕生した老舗ブランドで、現在はフランス国内No.1のプロテインブランドとしてプロアスリートやフィットネス愛好者から絶大な支持を得ている。その理由は、添加物や人工甘味料を一切使用しない“無添加主義”にある。
「食べられるプロテインを」――サプリ界の常識を覆した理念
イベントの冒頭では、ブランド創業の経緯と哲学について、エンラブジャパン代表 テオ・ゴドラ氏がスピーチ。「私たちは製品を売るブランドではなく、“知識を広めるブランド”でありたい。食に関心の高いはずの日本人が不透明な添加物がたくさん含まれるサプリメントを日常的に摂ることに疑問を持たないのか不思議だった」と語り、成分の透明性と消費者教育の重要性を強調した。
続くゼネラルマネージャー・鈴木啓介氏は、「原材料は“自分の食卓に置きたいか”を基準に選び抜く」とし、エッグプロテインやドイツ製クレアチン、ネイティブホエイなど、“徹底した無添加”の実例を紹介。「毎日飲むものだからこそ、無添加で安心できるもの」とこだわりの製造工程を解説した。
ジェロム・レ・バンナ「身体が変わった」――プロが信頼する理由
中でも来場者の注目を集めたのは、元K-1ファイターであり“最強の番長”として名を馳せたジェロム・レ・バンナ氏の登壇だ。ジェロム氏は長きにわたりNutrimuscleのプロテインを継続使用しており、こう語った。
「容器を見て“地味だな”と思った。でも中身は全然違った。脂質も糖分も少なく、体調も良くなった。実際にウエストが2サイズ減って、パワーはむしろ上がった。これはすごい結果です」
現役時代を振り返り、「勝つためでなく“筋肉を落とさないため”にサプリを使う」と語り、その上でNutrimuscleが“本当に信頼できる補助食品”であることを強調した。
「安心して身体に入れられる」ことの意味
登壇したメンズジーク選手でYouTuberのシャイニー薊氏やミシュランシェフのパトリック・パッション氏からも、「添加物への違和感からサプリを避けていたが、Nutrimuscleでサプリメントを再び使えるようになった」「料理にも応用できる品質」といったコメントが寄せられた。
「いい品質のものは、結果的に“身体にいい”」という哲学は、料理とサプリメントを横断する普遍的な真理として、日本のフィットネス市場にも新たな価値観を投げかける。
今後の展開
2025年夏以降、日本ではネイティブホエイnWPI/nWPC製品を含む4つの新商品を発売予定。すでにamazonなどで販売している製品を含めるとラインナップも豊富だ。
Nutrimuscleの掲げる「透明性・無添加・教育」の理念は、いま“本当に信頼できるプロテイン”を求める日本のトレーニーにとって、まさに時代が求めた選択肢となるかもしれない。
取材・撮影:FITNESS LOVE編集部