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36歳シングルマザーがくびれボディで2位!「照明が必要ないくらい輝く人生を送りたい」【筋トレ】

7月6日、京都パルスプラザ・稲盛ホールでベストボディ・ジャパン協会主催『モデルジャパン2025京都大会』が開催された。レディースクラス(30歳~39歳)では初出場の松山クリスティーナチャーミー(まつやま・くりすてぃーなちゃーみー/36)さんが2位に輝いた。

【写真】松山クリスティーナチャーミーさんのくびれボディ

松山さんがトレーニングを始めたのは3、4年前。

「太りやすい体質で、ずっと女性らしくきれいでいたいと思って、YouTubeを参考に自宅でトレーニングを始めました。ゴムチューブと、お水を入れたペットボトルをダンベル代わりに、調子のいいときは1、2時間、しんどいときは30分くらい。続けているとトレーニングに身体が慣れて、筋肉痛がなくなってしまい、お試しで行ったジムでベストボディを勧められました」

勧められたのは今年5月半ば。京都大会まで2カ月を切っていた。自分の中での葛藤もあったという。

「お肌が弱くて、できものの痕があり、お肌が汚いというコンプレックスがありました。大会に出るのも、『こんな肌、見せていいのかな』と不安で躊躇しました。でも、人生一度きりなのに、今までなんとなく生きてきて、本気で目標を持ってやることがなかったので、自分がどこまで成長できるのか、どんな結果が出るのか、自分の実力を試したいと思いました。小学6年生の娘には何か目標を持って努力をすることの大切さも教えたかったし、娘にとっての自慢の母でいたい気持ちもありました」

大会に出ることを決めると、準備に追われた。

「やることが多くて大変でした。シングルマザーで経済的にも厳しく、公式レッスンもなかなか行けないので自分で練習してがんばりました」

短い準備期間で臨んだ大会では、規定ポーズでイエローカードを出してしまった。

「緊張して身体の感覚がよくわからなくなってしまいました。鏡がなくてもちゃんとした位置でできるように、緊張してもちゃんとできるように、ポージングの課題を感じました。準グランプリの結果は、自信につながりました。こんな私でも準グランプリいただけるんだ、認めてもらえるんだ、と本当にうれしかったし、もっと変わりたい、上を目指したいと思いました。人生のいいきっかけになって、世界が変わりました」

松山さんの姿に、娘さんも刺激を受けたようだ。

「『普段のママの姿と違うので驚いたし、大勢の前で自分を見せることが私は苦手なので、堂々としているママはすごい』、と言ってくれました」

「初出場で準グランプリをいただけたのも、BEYOND伏見桃山店をはじめ、周りの方のご協力、応援があってこそでした。私だけでは何もできませんでした。本当に楽しく挑めて感謝しています」、松山さんは言う。

「手の角度が1度ズレただけで、人生もズレるって本気で思いました。次は、“手の角度も心の角度”もビシッと合わせて、グランプリを獲ってみたいです。普段はどんくさいし、おちゃらけてしまう性格ですが、やるときは本気でやる女です!私の大切な人たちや周りの人たちに、少しでも自信や笑顔を届けて、楽しんでもらえるように、もっともっと進化していきたい。照明が必要ないくらい輝く人生を送りたいですね」

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取材:あまのともこ 撮影:岡 暁

執筆者:あまのともこ
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。

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