ベストボディ選手 コンテスト

31歳・事務員が初めてのモデルコンテストで準グランプリ 形のいいお尻と美しい脚をつくったのは筋トレとずんだもち 

8月11日(月・祝)に開催されたベストボディ・ジャパン主催の『モデルジャパン2025愛知・名古屋大会』のレディースクラスで、事務職の松瀬史佳(まつせ・ふみか/31)さんがボディコンテスト初挑戦ながら、準グランプリを獲得。引き締まった背中と形の良いお尻、伸びやかな美脚が際立つバックポーズで観客を魅了した。

【写真】松瀬史佳さんの美しいバックポーズ

松瀬史佳さん

きっかけは「続ける意味」への疑問

「ぽっちゃり体型が気になって食べないダイエットを繰り返していましたが、なかなかうまくいきませんでした。2年前、筋トレとランニングを始めて痩せることに成功し、とてもうれしかったのですが、その後はモチベーションが続かず一度やめてしまいました」

何のためにやってるんだろう、どこまでやったら終わりなんだろうという疑問が湧いてしまったのだという。

「トレーニングを続けていくためのモチベーションになればいいなと思い、コンテスト出場を決意しました」

脂質制限とずんだもちで身体をリニューアル

ボディメイクにあたり、栄養管理を糖質制限から脂質制限に変更。食生活では、業務スーパーのずんだもちを活用した。

「美味しくて、コスパが良くて、糖質補給に最適だったので取り入れました」

実はずんだもちは糖質だけでなく、タンパク質やビタミンB群、イソフラボン、カルシウムも含むトレーニングにも美容にも良い効果のある食品だ。タンパク質は鶏胸肉や豆腐、豆乳をメインとして採用した。

「糖質制限をしていたころよりも体重がスルッと落ちて驚きました」

お尻とくびれの変化

コンテスト出場にあたりトレーニングの種目も変更。闇雲に行うのではなく、「どんな身体になりたいか」を基準に種目を厳選した。特にお尻を強化するメニューには注力したという。

「平らでゆるんだお尻をどうにかしたい、とトレーナーに相談したところ、あらゆるアプローチを提案されたのですが、特に効いたのはゴムバンドを三重にして巻きながら脚トレする方法です」

ゴムバンドを装着した状態でヒップスラストやレッグカールをしたところ、骨盤が締まってお尻が引き上がったという。また、背中を鍛えたことで、「いくら痩せても腹筋は割れるがくびれない」という悩みが解消されたという。

初大会を終えての感想を聞いた。

「とても楽しかったです。最初は緊張で手も足も震えましたが、今回同じクラスでグランプリを獲られた吉田知佳子さんがずっと話してくれていたので、自然と緊張がほぐれていったのを覚えています。外見も内面も素敵な方に出会えて、出場できて良かったと改めて感じました」

次の挑戦は10月開催の東海大会だ。

「講師の方から、名古屋大会のフィードバックをいただいたので、そこを修正し本番でお見せできればと考えております。憧れの方も東京大会で好成績を残されたことが、出場を続ける大きな自信になられたと思います。一緒に日本大会のステージに立てたときの自信となる成績を残せるよう、ベストを尽くします!」

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取材:にしかわ花 撮影:上村倫代

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』『Womans'SHAPE』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用。ジュラシックアカデミーとエクサイズでボディメイクに奮闘している。

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