9月7日(日)、アクロス福岡イベントホールで行われた『マッスルゲート福岡大会』のウーマンズウェルネス一般の部で3位という素晴らしい結果を手にした、熊崎佳子(くまざき・けいこ/45)さん。過去にウエディングドレスを試着した際、「背中の肉が乗っている」と指摘されたことがきっかけで筋トレの世界に入ったという。
登山で鍛え、弱点克服
「ジム通いを続けて3年目、近所にゴールドジムができたことで移籍し、周囲の選手たちから影響を受け、大会出場を決意しました」
そう振り返る熊崎さんの減量方法からは、そのストイックさがよく伝わってくる。
「週5日、1時間半~2時間のトレーニングに加え、特に弱点と感じていた脚の強化に重点を置きました。週2回の脚トレーニングに加え、有酸素運動を兼ねて登山も週2回取り入れるなど、徹底的に下半身にフォーカスしました。おかげで登山が趣味になりました(笑)」
登山を取り入れた以外にもトレーニングでも変化を取り入れた。
「合トレは、自分一人では追い込めない部分をしっかり刺激できるので効果的でした!週1日で取り入れていました」
仲間との合トレを通じ、自身をさらに追い込み、互いに刺激し合う時間を大切にしていた。
「食事は毎年変わらずローファットで進め、糖質はしっかり取っています。簡単に作れる鶏むねハンバーグをよく食べてました」
食事も工夫を重ね、身体づくりを支えていた。
脚の成長を感じ次のステージへ
「今年は、弱点部位の脚を強化した年だったので、あえて不利な下半身の筋量が求められるウェルネスカテゴリーにエントリーしました!大会結果は得られませんでしたが、トレーニングは下半身に集中できて脚の形も変わり、成果が得られて良かったと思っています」
まさに『弱点克服の年』となり、脚の成長という確かな手応えを掴んだ1年となった。
「ボディメイクを始めてから、毎年、目標を持って過ごせています。来年はボディフィットネスカテゴリーに戻り、しっかりと筋量を増やしていきたいです!」
現状に満足することなく、常に次の挑戦を掲げる熊崎さん。その姿勢は、多くの人に挑戦することの大切さを教えてくれるのではないだろうか。
取材:佐藤佑樹 写真提供:北岡一浩
執筆者:佐藤佑樹
主にFITNESS LOVEで執筆中。自身も大会へ出場するなどボディメイクに励んでいる。料理も好きで、いかに鶏胸肉を美味しく食べるかを研究している。