9/21(日)、兵庫県・神戸芸術劇場で『オールジャパン フィットモデル・ウェルネスチャンピオンシップス』が開催された。業界を牽引し、テレビ出演やブログなどのメディアを通して競技の魅力を広めている、安井友梨(やすい・ゆり/41)選手が身長別5連覇、オーバーオール4連覇を達成。
安井選手は1週間前の14日に岩手県で行われた、『オールジャパン・フィットネスチャンピオンシップス』のビキニフィットネスで圧巻の10連覇を達成したばかり。
1週間でフィットモデルらしい身体に作り変えた安井選手。体重はマイナス1kg、ウエストはマイナス2cmといった数字だけでなく、ハリ艶のある皮膚感や柔らかくてエレガントなポージングなど……。
1週間という期限で外見、内面ともにフィットモデル仕様に仕上げた姿の裏には、ストイックな努力が垣間見える。
「フィットモデルはバービー人形の筋肉版」と自身のブログで話すように、ブルーのグラデーションが施されたドレスに身を包んだ安井選手は、まさに自身の言葉を体現していた。フィットモデルという「美」を極めた安井選手の次なる挑戦や伝説にも、期待が膨らむばかりだ。
【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。
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文・撮影:小笠拡子
小笠拡子(おがさ・ひろこ)
ボディビルにハマり、毎年筋肉鑑賞への課金が止まらない地方在住のフリーランスライター。IRONMAN・月刊ボディビルディング・Woman’s SHAPEなどで執筆・編集活動を行う。筋肉は見る専門で、毎月コツコツ筋肉鑑賞貯金をしている。