マッスルゲート選手 コンテスト

旦那から「性根がデブ」!?45歳の看護師お母さんが旦那と息子と協力しボディコンテストで活躍「旦那は応援・送迎・荷物持ち・カメラマンをしてくれます」【筋トレ】

9月15日(月)、牛久市中央生涯学習センターで行われた『マッスルゲート茨城大会』のウーマンズフィジーク一般の部で2位という素晴らしい結果を手に入れた久保谷梨絵(くぼや・りえ/45)さん。ボディメイクを始める前は、食いしん坊で旦那に「性根がデブ」と言われたこともあるという。

【写真】久保谷梨絵さんの鍛え上げられた『肩と腕』

ダイエット成功!次なる目標へ

久保谷さんが筋トレを始めたのは5年前。

「ダイエット目的でパーソナルトレーニングを始めました。見事ダイエットは大成功。しかし継続するうちに目的を見失ってしまい、次の目標を探していたときに『大会出てみたら?』というトレーナーの話に乗ってしまいました(笑)。私の大会初体験は、マッスルゲートのレギンスフィットネスカテゴリーです」

ダイエットという目的を果たした久保谷さんは、その先の挑戦として大会の舞台へと踏み出した。

「今回の大会に向けては、パーソナルトレーニングを週1回、加えてエニタイムで週1〜2回の自主トレーニングをしていました。パーソナルでは課題の腕や肩をメインに、ジムでは全身をまんべんなく鍛えて有酸素運動も行いました。ジムには長男も一緒に行って、追い込むというよりは、楽しく励まし合いながらトレーニングしていました!」

家族の協力も得ながら、着実にステップアップを重ねていった。

「今回はどうしても絞りたかったし、やりきりたかったので、たんぱく質メイン・ローカーボ・ローカロリーで、正直フラフラでした……」

目指すはカッコいいお母さん

「結果は去年と同じ2位。でも今年は減量が思うように進まず、心身ともにとても苦しかったです。マッスルゲートまでの2週間、自分としっかり向き合い、逃げずに甘えず、最後の大会で今期ベストの身体を作れたので、結果ではなく“やりきれた”ことに花まる100点です!」

ボディメイクを始めてから、「やればできる」「やれば変わる」という実感を強く持つようになったという。

「それはトレーニングだけではなく、日常のすべてにも言えることだと思います。“この人、トレーニングしてるよな”と思わせる身体作り、そして“カッコイイお母さん”を目指したいです!」

さらに、ボディメイクを始めてからは旦那さんの反応にも変化があったという。

「大会には必ず来てくれて、応援・送迎・荷物持ち・カメラマン……全部担ってくれます(笑)。『梨絵さんだけ筋肉の線が全然見えなかったよ』とか『前回とは違って、身体全体が締まった感じがした』とか、時に辛辣な旦那なりのコメントやアドバイスもくれます。ただ、やっぱり私の性根は変わっていないので(笑)、『よく食うよな〜』とは思われてますね。減量で辛い時期、私の愚痴を黙って聞いて(スルーしてるとも言う)、理解と協力をしてくれているのは本当にありがたいです」

看護師として働きながら家族を支え、そしてボディメイクにも全力を注ぐ久保谷さん。その姿はまさに「継続は力なり」を体現しているといえる。

「とにかく『いつまでも自分の口から食事を取って、自分の目で色んな景色を見て、自分の足で歩いていく』ためにトレーニングを続けていきたいです!」

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

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取材:佐藤佑樹 撮影:北岡一浩

執筆者:佐藤佑樹
主にFITNESS LOVEで執筆中。自身も大会へ出場するなどボディメイクに励んでいる。料理も好きで、いかに鶏胸肉を美味しく食べるかを研究している。

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