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28歳・ビキニ選手の丸く高いお尻と家族愛に注目! おじいちゃんおばあちゃんも応援【筋トレ】

どんな競技でも、家族や周囲の理解とサポートは選手にとって大きな力になる。水着姿の女性たちがステージに立つ舞台に対して敬遠する人も多いボディメイク競技の場に、温かい応援の姿があった。

「おじいちゃんとおばあちゃんは、『ボディコンテストに行くのは自分たちの年齢で場違いじゃないか』と最初は心配してたんですけど、楽しんでくれて良かったです」

9月20日(土)に開催された『サマースタイルアワード2025東海帝王予選』にて、ビキニモデル身長別3位となった、篠田実佑(しのだ・みう/28)さんは祖父母の応援に支えられたと語る。会場には篠田さんの祖父や祖母だけでなく、いとこを含む親族、勤務先や母の職場の同僚ら15人以上が応援に駆けつけた。

【写真】丸く高い美しい尻!篠田実佑さんのビキニ姿

篠田実佑さん

祖父母は孫の劇的変化に感動。「(篠田さんは)ひとりっ子で皆から甘やかされ、ジュースやお菓子をたくさん食べて育ったので、小さいころからずっとふくふくしていた」というように、コンテスト出場前は体脂肪率35%を超え、ダイエットに失敗し続けていた篠田さんの、美しく鍛えられた姿になるまでの努力をねぎらった。

実家のフルーツが減量をサポート

家族からの応援は大会中だけでなく、日常の身体作りも支えている。篠田さんの減量期は、実家が営むフルーツ農園から届く、大量の果物を活用する。昨年はりんご、今年は梨をメインの糖質源にしたという。

「フルーツは水分も多く糖分も良質で、朝の栄養補給に最適だと思います。私は食いしん坊なので、カロリーが低いフルーツは白米の倍の量を食べられる(※)のがうれしいです」
※りんご1個(約300g)で約170kcal、ご飯1杯(150g)で230~240kcal。

お気に入りは「梨をスティック状にして冷凍し、シャーベットのように食べる」こと。愛情のこもった自然の甘さが減量期の心強い味方だ。

初心に返り、リベンジを誓う

「今年は絶対にビキニで優勝をしたかったので、悔しい気持ちが大きいです」

篠田さんは元々、ビキニモデル部門志望であり、昨年まで活躍していたビューティーフィットネスモデル部門から、トレーニングを重ねて筋肉量を増やしての念願の挑戦だった。出場するきっかけとなった恩師から借りたビキニをまとい、家族も招待して気合十分で臨んだ舞台だっただけに、落胆は大きかったようだ。

「来シーズンはもっとビキニモデルらしい肉体を目指します。筋トレ1年生のつもりで、初心に返って頑張ります」

しかし、最終調整法の新たな発見や、過去一番に元気な心身で大会を迎えられたことなど、「最も記憶に残る大会になった」と前向きな経験として今後に向かう。パーソナルトレーニングを受ける『YAMATO355』では、全部位のトレーニングアプローチ法を一から組み直して来年の同大会でのリベンジに臨んでいるという。金メダルを首にかけたビキニ姿の篠田さんが、思い出の家族写真に飾られる日も近いかもしれない。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:にしかわ花 撮影:上村倫代

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』『Womans'SHAPE』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用。ジュラシックアカデミーとエクサイズでボディメイクに奮闘している。

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