10月26日(日)、ベストボディ・ジャパン主催『モデルジャパン2025関西大会』が大阪国際交流センターで開催された。ガールズクラス(18歳〜29歳)では、飯野桃子(いいの・ももこ/27)さんが準グランプリに輝いた。
コンプレックスだった細長い体型が武器に
身長170cmと長身の飯野さんは、自身の体型にコンプレックスを感じていた。
「元々筋肉がつきにくく、細長い体型がコンプレックスでした。相手に悪気はないかもしれませんが、『ガリガリだね』と言われたり、街中を歩いていると『でか!』とわざわざ言われたりすることもありました」
可変式ダンベルを使い、自宅で週3~5日、上半身50分、下半身1時間のトレーニングを続けたことで身体だけでなくメンタルも変化したそうだ。
「トレーニングを始めてからはコンプレックスだった自分の体型が武器に変わりました。心無い言葉に傷付かなくなったというわけではありませんが、良い意味で周りからの見られ方が気にならなくなったことが、自分にとって大きく変わったことかなと思います」
身体づくりで大切にしている睡眠
「トレーニングや料理のほかに、睡眠を十分に取ることを意識しています。以前は大会が近くなってくると仕事、トレーニング、ウォーキング練習の3つを、睡眠時間を削ってこなしていました。でも、睡眠時間が少ないと、トレーニングや練習が思うように捗らず、メンタルも落ち込みがちになりました。今は思い切って休む日を作ったり、夜はとにかく早く寝る支度をしたりして、少しでも長く眠ることができるように心がけています。理想の身体を作るためにまずは健康であることが大事だなと思っています」
「大会出場を通して同じように頑張る選手の皆様と知り合うことができ、大変さや楽しさを分かち合うことができました」と、飯野さんは言う。
「一人でトレーニングしている私にとってはありがたいことでした。今では周りの家族、友人も応援してくれますし、理想の身体に近づくにつれて以前より自信もつきました。地道にコツコツ続けてきたことで得られたものがたくさんありました。まだまだ理想の身体にはほど遠いですが、楽しく健康に、自分らしく努力を続けていきたいです」
取材:あまのともこ 撮影:岡 暁
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。
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