マッスルゲート選手 コンテスト

53歳でボディコンテスト優勝 自慢の「背中」、周りから褒められる「肩」「カーフ」を武器に磨きをかける

『マッスルゲート熊本大会』にて、ウーマンズフィジーク一般の部で優勝、さらにボディフィットネス一般の部で2位という素晴らしい成績を収めた河井京子(かわい・きょうこ/54)さん。53歳からボディコンテストに挑戦し、自慢の部位である「背中」、そして周囲からよく褒められる「肩」「カーフ」を武器に、堂々とステージで存在感を放っている。

【写真】53歳で大会へ挑戦し優勝!ステージで堂々のポージング

河井京子さん

ハードなトレーニングで鍛え上げた自慢の背中

「カーフは負けないです!2、3年前、格闘技の練習中に肉離れを2回してしまってから、かなり左脚のカーフがすごいんです(笑)。背中トレーニングが好きで日々コツコツ続けてきたので、周りから『ゴツゴツしてきて、筋肉一つひとつが見えてきてる!』と言ってもらえたのがすごくうれしいです」

自慢の背中と、誰にも負けないカーフ、そして存在感のある肩。その身体を作り上げてきたトレーニング内容は、ハードなものだった。

「背中は、ハーフデッドリフトをMAX110kgで2セット。ワイドプルダウンは片方ずつMAX10kg×12回を5セット。ケーブルハイロウを20kg×10回で6セット。肩は、インクラインケーブルリアデルトフライを10kg×8回で7セット、ケーブルサイドレイズを5kg×8回で4セット、ダンベルサイドレイズを7kg×8回で3セット、スミスショルダープレスを17kg×8回で7セット行っていました」

さらに、トレーニングがマンネリ化しないよう、新しい刺激も積極的に取り入れている。

「最近は、ラットプルダウンをMAX35kg×8回で2セット、ナローでフルレンジに変えて25kg×8回で5セットも取り入れています」

ただ種目数やボリュームを増やすだけではなく、河井さんが何より大切にしているのが“フォームと狙い”だ。

「背中は大円筋をもっと大きくしたくて、いろんな角度から刺激を入れるために種目を入れています。でも、フォームが正しくないと、いくらやっても筋肉はついてくれないので、フォームには特に気をつけています」

肩についても、明確なイメージを持って取り組んでいる。

「丸い肩を目指しているので、三角筋の前・中・後をしっかり意識しています。背中と同じように、自分にとっての正しいフォームを意識しています」

さらに、ポージングを意識したインナーマッスルのトレーニングや、呼吸への意識も欠かさない。

「ポージングのためにインナーマッスルのトレーニングも並行して行っています。各種目の前には、鼻から息を吸って、口から吐く呼吸を意識するようにしています」

徹底したフォームチェックとボディケア

フォーム管理も徹底している。

「動画で撮影してのフォームチェックは必須です。自分のフォームを見ることで、どこが正しくないのかが分かるのでおすすめです。フォームが崩れたと感じたら、一度やめて重さを軽くして、正しいフォームでやり直します。幸いなことに勤務先がジムなので、トレーナーさんにその場で見てもらうこともあります」

徹底しているのはトレーニングだけではない。身体のケアも、河井さんの強さを支える重要な要素だ。

「まだ筋肉の神経が弱く、バランスが取りづらかったり、可動域が狭いので、足裏のマッサージ(イボイボボールを踏む)をトレ前や仕事前に行っています。そうすることで、足裏でしっかりバランスが取れるようになり、少しずつ筋肉と神経がつながってきています」

さらに、姿勢改善と背中の可動域にもアプローチ。

「猫背なので、背中のストレッチ(肩甲骨の伸展と収縮)や、身体の軸を整えるストレッチやマッサージをしています。あとはマッサージガンで、背中・肩・カーフをほぐしています」

こうしたトレーニング・フォーム管理・ケアのすべてが、自慢の背中、褒められる肩、そして誰にも負けないカーフを作り上げてきた。

「女子フィジーク世界チャンピオンの荻島順子選手のような全体像を目標にしているので、これからも頑張ります!!」

年齢にとらわれることなく、進化を止めない河井さん。徹底した積み重ねによって作られたその身体は、今後もステージの上で、さらに強い存在感を放っていきそうだ。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

執筆者:佐藤佑樹
主にFITNESS LOVEで執筆中。自身も大会へ出場するなどボディメイクに励んでいる。料理も好きで、いかに鶏胸肉を美味しく食べるかを研究中。

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取材:佐藤佑樹 撮影:北岡一浩

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