「筋トレを始める前は、何も楽しみもなく生きていた感じでした」
そう振り返るのは、「第10回 自衛隊プレミアムボディ」のレディースクラスで優勝した横沢瑠奈(よこさわ・るな/29)さんだ。
自衛隊中央病院で放射線技師として勤務する横沢さんは、今回がボディコンテスト初出場。鍛え上げた身体とステージングが高く評価され、見事にレディースクラスの頂点に立った。
【写真】横沢瑠奈さんの得意の背中で魅せるバックポーズ

「気付けば60kgを超えていた」
現在は放射線技師として働く横沢さんだが、ボディメイクを始めたきっかけは体重の増加だった。
「准看護学校に通っていた頃は勉強が中心の生活で、食べることも好きだったので、気付けば体重が60〜62kgくらいまで増えていました」
身長160cm。体型の変化に悩み、身体を変えたいという思いから筋トレを始めた。
現在の体重は48kg。約12kg以上の減量に成功し、自分でも驚くほど身体が変わったという。
「筋トレで自己肯定感がすごく上がった」
筋トレで変わったのは見た目だけではない。
「自己肯定感がすごく上がりました。何をするにも前向きになれたと思います」
以前は「何も楽しみもなく生きていた感じだった」と振り返るが、トレーニングを始めてからは生活そのものが大きく変わった。
体力がつき、精神的にも前向きになり、自分に自信を持てるようになった。
「筋トレを始めて、本当に人生が変わりました」
その言葉には実感がこもっていた。
初めてのコンテストで日本一
今回が初めてのボディコンテストだった横沢さん。
「8月に競技団体APFの大会へ出場する予定だったので、その前に一度ステージ経験を積みたいと思ってエントリーしました」
経験を積むことが目的だった大会で、いきなりレディースクラス優勝という最高の結果を手にした。
それでも本人は満足していない。
「来年もこの大会に出場して、また優勝したいです」
すでに視線は次のステージへ向いている。
患者に寄り添える放射線技師へ
自衛隊では中央病院に勤務し、放射線技師として患者と向き合う毎日を送る。
准看護師、放射線技師という資格を取得し、医療現場で経験を積んできた。
競技だけでなく、仕事でも目標がある。
「放射線技師として、患者さんに貢献できる人になりたいです」
鍛えた身体だけでなく、人を支える仕事にも全力で向き合う姿勢は、自衛官としての誇りにもつながっている。
好きな部位は背中
競技者として特にこだわっているのは背中。
好きな種目はラットプルダウンで、「背中を鍛えるのが一番好きです」と笑顔を見せる。
筋トレで人生を変え、自信を手に入れ、初挑戦で日本一に輝いた29歳の女性自衛官。
その挑戦は、まだ始まったばかりだ。
取材:FITNESS LOVE編集部










