2026年8月30日、京都テルサで開催された『サマースタイルアワード京都予選』、BEAUTY FITNESS MODEL shortで優勝したのはYUKA(ゆうか)さんだ。さらにYUKAさんは同カテゴリーのオーバーオールチャンピオンにもなった。筋トレ歴3年半のYUKAさんは家族に勧められて筋トレを始めた。

家族の勧めで筋トレ開始
幼いころは身体を動かすことや、人前に立つことが好きだったが、年齢を重ねるたびに苦手意識を持つようになったというYUKAさん。社会人になってからは毎日会社に行き、帰宅してご飯を食べて寝る毎日の繰り返し。そんなYUKAさんに家族が声をかけた。「トレーニングしてみたら?」
「小さいころから好奇心旺盛でおてんばだった私を見て、筋トレにハマりそうだ、と思ったようです。運動音痴だと思い込んでいたので、筋トレなんて……と思いましたが、思い切ってゴールドジムに入会し、初心者講習を受けると、触ったことがないマシンがアトラクションみたいで楽しくて、すぐにハマってしまいました」
筋トレ開始から1年後、トレーナーにマッスルゲート出場を勧められた。「人前で筋肉を見せる大会なんて自分には関係ない世界だ」と思っていたが、同じ時期に知人がボディコンテストへ出場し、大会が意外と身近なものだと知ったYUKAさんもマッスルゲートのレギンスカテゴリーに出場した。
「筋肉量が足りないのに減量してしまい、ただ細いだけの身体になって、決勝審査に残れず悔しい思いをしました。そこからパーソナルトレーニングに通い、筋トレのやり方、食事のとり方を変えました。ただ回数をこなすだけの筋トレから、対象筋に効かせるトレーニング、カロリーを減らすだけの減量から栄養バランスを整えた上で、脂肪だけを落としていく減量。普通のダイエットと大会に向けての減量の違いを学びました」
現在の筋トレは週5回、各1時間。下半身3回、背中、肩の5分割。下半身の3回は細かく部位を分けていて、お尻を発達させるために前もももトレーニングしており、「お尻の筋肉(大殿筋)の拮抗筋である大腰筋や大腿直筋などの筋肉を鍛えることで、相乗効果でお尻も発達すると考えている」からだという。また、お尻トレで特に効果があったのがヒップスラストだそう。
「ブーティービルダー(ヒップスラストができるマシン)を週2回やっています。レストポーズ法という、1セットの中で限界に達した時点で、10~20秒の短い休憩をはさみ、再びそこから数回反復を行うトレーニング法で追い込んでいます。今までのフィードバックでは他の選手に比べてお尻が小さいと言われてきましたが、この追い込み方法をはじめたおかげで、今回初めて『お尻が上に上がっている』とフィードバックをいただきました」
習い事も、今までは続いたことがなかったというYUKAさんは、初めて継続できることに出合った。「筋トレして大会に出場することが軸にあるので、生活がぶれなくなった」、YUKAさんは言う。
「筋トレを始める前は1日1食、好きなだけ食べるというダイエットをして全然痩せなかったこともありました。今は3~5食、オフシーズンは毎日2000kcal近く食べますが、代謝が良いので太らないし、明日の朝ジムに行くから今日は早く寝ようとか、ウエスト細くしたいからストレッチして寝ようとか、自分をいたわる時間も増えました。毎日しっかり寝て、食事も整っていいことばかりです。身体を動かして、ステージで表現する。大会のおかげで大人になって忘れていた幼いころの本来の自分を取り戻すことができました」
YUKAさんが教えてくれるのは、「続けることで自分は変えられる」ということ。大切なのは、まず一歩を踏み出し、自分に合った方法で続けていくことなのかもしれない。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
取材:あまのともこ 撮影:岡暁
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。2021年~2025年JBBF登録選手。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。
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