7月2日に東京都パワーリフティング協会は新たな試みとして『2020東京パワーリフティングオンラインチャレンジ』を開催することを決定した。協会は「少しでも選手の皆様にモチベーションを向上していただき、状況改善後に良い形でまた試合にチャレンジすることができることができれば」とコメントしている。
このチャレンジはオンラインで行う非公式の試合で、参加者はスクワット、ベンチプレス、デッドリフトの試技を投稿して重量を競う。判定は東京パワーリフティング協会所属のトップリフターが行い、さらに試技のアドバイスも受けられるというイベントだ。
また、オンラインチャレンジの試技の撮影を、全国のゴールドジムで撮影できることになったことも7月13日に発表。現場のゴールドジムのスタッフの方に許可を取った上でいくつかの注意事項を守って撮影が可能だ。
イベントがはじまって数日しか経たないが、すでに多くの選手が投稿(出場)している。オンラインチャレンジでは、なんと日本記録超えの重量で投稿してきた人もいた。74歳の「智(とも)さん」はジム仲間の勧めで参加、 スクワット60kg 、ベンチプレス30kg 、デッドリフト60kg の映像を投稿。日本パワーリフティング協会の M4(70歳以上)日本記録はスクワット50kg . ベンチプレス32.5kg . デッドリフト60kg なので、智選手の記録は、スクワットは現在の日本記録より10kgも上。ベンチプレスはあと2.5㎏で日本記録タイ。デッドリフトは現時点でタイ記録ということが判明した。協会も驚いたとのことだったが、一番驚いたのはご本人だったに違いない。映像を見る限りまだ余裕があるので、さらに大幅に記録を伸ばしての再チャレンジも期待される。未知の強豪が発掘されるのも非公式イベントならではだ。
このチャレンジは参加だけじゃなく、観戦も自由にできるので、東京パワーリフティング協会のインスタグラムをフォローして、オンラインパワーリフティングを楽しもう。
<開催要項>
■日時
開催要項発表時から下記の日程まで。
1) スクワット:8月31日(月)まで
2) ベンチプレス:9月30日(水)まで
3) デッドリフト:10月31日(土)まで。
■会場
東京パワーリフティング協会公式インスタグラム
■主催
東京パワーリフティング協会
■競技内容
スクワット/ベンチプレス/デッドリフト 非公式大会。
・個人のインスタグラムに投稿された試技を、東京パワーリフティング公式インスタグラムに
て公開する方式。
・試技の判定および、審査員からのコメント、アドバイスも添えて公開。
■競技ルール JPA(日本パワーリフティング協会)公式ルールに準ずる。
体重区分けも JPA 公式ルールに準ずるが、参加者数によって統合する場合もあり。
■出場資格 どなたでも参加可能。インスタグラム個人アカウント開設が必要。
※TPA は、アンチドーピングに厳格な IPF 参加の団体です。
ドーピング行為をされている方は出場をご遠慮ください。
■参加費
無料
■審査員
東京パワーリフティング協会所属JPA公認審判員
出場方法は東京パワーリフティング協会の公式ホームページ(https://powerlifting.tokyo/)を参照。
<お問い合わせ>
東京パワーリフティング協会
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