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ボリュームのあるヒップと美しいくびれ!華麗な笑顔とポージングを魅せて2冠獲得!

社交ダンス経験を活かした華やかなポージングで観客を魅了し、出原美知子さんマッスルゲート四国でビキニフィットネス一般部門・マスターズ部門で優勝を果たした出原美知子(いではら・みちこ/42)さん。ビキニフィットネスやトレーニングに対する思いを伺った。

【写真】出原さんのボリュームのあるヒップと華やかなステージング

2019年、対人関係で落ち込む事がとても多かった出原さんはメンタルを強くするために筋トレを始めた。その翌年のコロナ禍で外出が出来なくなったことをきっかけにパワーラック、ベンチ台、バーベル、ダンベル、プレート75㎏を揃えてホームジムを作り、YouTubeを見ながらの筋トレを週4日、約2年程続けていた。出原さんはトレーニングを続けていくことで疲れにくくなり、毎日元気に過ごせるようになったという。

YouTubeでボディビルダーやフィジーク、ビキニも幅広く視聴して筋トレ動画を観ていた出原さん。大会を出るきっかけになったのはYouTubeで見たあるビキニ選手だった。
「安井友梨さんの大会動画やテレビでおはぎの特集をされているのを観て‟綺麗で綺麗でスタイル良くて素敵な方だなぁ”と思い安井友梨さんのことがもっと知りたくなってSNSを辿りました。そこでJBBFビキニフィットネス、という競技種目があることも知りました。フィットネス競技のトップ選手はほとんどYouTubeで知りました」

2021年8月、JBBF愛媛県大会のゲストポーザーが安井友梨選手と木澤大祐選手だと知り、大会観戦に行った出原さん。安井選手はもちろん、出場していたビキニ選手の美しさに感動したが、出原さんは自分には自信がなかったのだという。
「私も出てみたいけど自分の体はコンプレックスだらけだから無理よね、って思いました。出産してお腹の皮膚はたるんでるし、妊娠線もたくさんあるし、こんな体でお尻も出てるビキニなんて着れるわけないじゃん、て」

そう諦めていた時に奇跡が起きたのだと語る。
「オールジャパンを一週間後に控えていました愛媛県のビキニ選手の(鈴木)里美さんが声を掛けて下さったんです。‟競技出てみたら?あなたならきっとステージ映えするよ”って。それまでずっと自分には無理って思ってたのですが、この日、里美さんにお声掛けて頂いて私の競技人生がスタートしました!」

周りの人から脚を褒めてもらうことが多くなったという出原さん。スクワットの重量も半年のシーズンオフ期間で65㎏から85㎏まで上がったという成長の秘訣には脚トレに向き合う強い気持ちがあった。
「部位で脚が一番効いてる感覚がはっきりしていたので、トレーニングも一番面白いし達成感も半端ないです。脚の前側はスクワット、レッグプレス、レッグエクステンションの3つしかしていません。スクワットとレッグプレスは毎回重量、回数の更新を目指して本気で命懸けでしていました。前回の限界を越える、と言う強い気持ちで脚の日を迎えていました」

成長し続ける出原さんは今後も新たな目標に挑む。
「次の目標は来年のオールジャパンマスターズ出場です。正直来年から茨の道になると思います。筋量はまだまだ足りませんし、ポージングももっと細かく修正していかないとオールジャパンマスターズでは通用しません」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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