トレーニングのマンネリ化を打破するために、ボディコンテストへの挑戦を決めたという内野一馬さん（25）。静岡県で開催された「Super Body Contest（SBC）SHIZUOKA03」のSBC部門EPICクラス（18～29歳）で優勝し、家族も驚く肉体美を手に入れた。
「3年前に友人からの誘いでトレーニングを始めたのですが、その友人に『ボディコンテストにも出場してみない？』と誘ってもらい、ちょうどトレーニングもマンネリ化していたので良い機会だと思って挑戦してみることにしました。優勝という結果に家族がとても驚いていて、『写真を見せて！』と興味を持ってくれていました（笑）。また、職場のお客様やスタッフたちもみんな気にかけてくれていたので、一緒に喜んでもらえて嬉しかったですね」
ボディコンテストに出場をするとなるといつものトレーニング内容を一変し、さらに細かく筋肉一つひとつを意識しながらボディメイクをしていくのが一般的。しかし、内野さんのボディメイクは少し違った。
「大会に出場を決めてからもトレーニング内容は特に変えていません。シンプルに５分割で部位を分け強度が下がらないように意識しながらトレーニングをしてきました。強いて挙げるとすれば……、サボり気味だった腹筋を週に２～３回増やしたことですね（笑）」
トレーニングの内容を変えずとも、新しい目標を定めたことで内野さんの身体はみるみる進化。マンネリ感も打破して身体の変化をしっかりと感じられることで、トレーニングのモチベーションがより一層高まり良い想像効果を得られたようだ。
「今後の目標は『FINAL大会で優勝！』と言いたいところですが、実は次の大会への出場は未定です。何かに挑戦する気持ちは常に持っておきたいのですが、自分がトレーニングをする目的は今もこれからも“心身ともに健康でいるため”なので、コンテストはあくまで趣味の一環として捉えています」
現在は24時間営業のスポーツクラブに勤めながら、休日はパーソナルジムでトレーナーとしても活動中。最後にトレーニングがなかなか継続できない方に向けてアドバイスをもらった。
「自分がアドバイスをするなんておこがましいのですが……、まずは５分だけでも身体を動かしてみましょう。そして５分でも頑張った自分を褒めてあげてください。それを継続することができれば大きな一歩だと思います！」
取材：FITNESS LOVE編集部 写真：Super Body Contest事務局
