9月9日(土)オールジャパンマスターズフィットネスチャンピオンシップス・ビキニフィットネス40歳以上160㎝以下級で3位、翌日に開催されたオールジャパンフィットネスチャンピオンシップス・ビキニフィットネス158cm以下級では見事入賞し、5位という成績を残した細川留美可(ほそかわ・るみか/40)さん。
「両日入賞という評価をいただけたこと、大変嬉しく思います。もちろん、目指して取り組んできましたが想像もしていませんでしたのでまだ実感が湧いていません。この結果に恥じぬような競技者でありたいと思っています」
結婚式のためにダイエットを始めたのがきっかけで、トレーニング13年目になる細川さん。大会出場のきっかけはビキニフィットネス女王、安井友梨選手の存在があった。
「以前から同じ地元出身の安井友梨選手に憧れていて、私もあんな風になってみたい、とエクサイズの柏木先生の指導を受け始めて段々とやってみよう!て思うようになりました」
年々進化を続ける細川さんにトレーニング内容と自慢の部位を伺った。
「トレーニングは大体、週に4日ほどで1時間。長くても1時間半くらいです。内、コーチの柏木先生とのトレーニングは30分ほどで、脚、背中、肩と3分割しています。 お尻のピークが高いことと足首の細さが私の強みと思います。そのために柔軟を日々しっかりやること。個人的には足首がしっかり立った状態で動作することを意識しています。また、可動域を広く、スクワットやランジなどの基本的な種目をやりこみました。ヒップスラストのような収縮種目もいいと思います」
細川さんが今年、強化したことはアウトライン。柏木先生に「アウトラインを大きく」と耳が裂けるほど言われていたという。
「ビキニフィットネスはアウトラインを形成する筋肉を丸く広く作りながらも、末端やウエストは絶対に細くしなければならないです。両方を成立させていくことを徹底しました。今年一番頑張ったと思うハックスクワットは大嫌いで大好きになりました」
細川さんの今年の身体の仕上がりは過去最高にもなっている。その秘訣はオフシーズンからの食事が影響していた。
「オフはお米をしっかり食べてクリーンな生活を心がけました。食べ過ぎないことは良いトレーニングにも繋がると思います」
次のステージは10月8日。国内最高峰の大会に挑む。
「グランドチャンピオンシップスに出場を決意いたしました。貪欲に、次も上を目指していきます」
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介