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メリハリのあるアウトラインで観客を魅了!「ウエストを細くするために『呼吸』の練習は欠かさない」

永江仁美選手9月10日(日)に開催されたJBBFオールジャパンフィットネスチャンピオンシップス・ビキニフィットネス163cm超級でハイレベルな戦いの中、3位の成績を残した永江仁美(ながえ・ひとみ/31)選手。昨年よりもさらに身体を進化させた永江選手に身体づくりで意識していることを伺った。

【写真】永江仁美選手が強化したメリハリのあるアウトライン

「身も心も大きく成長できたシーズンだと感じています。何よりオールジャパンのステージが心から楽しかったです。今年は“楽しい!このステージに立てて嬉しい!”という気持ちを存分に表現したいと思ってステージングをしました。私にとって今年は初めての声援のある大会で、私の名前や番号が聞こえたときに嬉しさと同時にものすごくパワーが湧きました。本当に幸せなステージでした」

「陸上競技をしていたので体幹が強く、昨年のオールジャパンを終えて、他の選手と比較すると胴回りが太いと感じました」と語る永江選手。ウエストを細く薄さを出せるように、呼吸の練習を毎日欠かさず行い、昨年のオフからトレーニングの方法も見直したという。

「ウエストが細くメリハリのあるアウトラインをつくるために、体幹が太くならないよう呼吸やフォームを意識して、丁寧なトレーニングを心がけました。オフシーズンもポージングに力を入れていましたが、オンシーズンでは、より自分の弱点をカバーできるようなマッスルコントロールや身体の使い方を研究し、練習を重ねました」

自分のバランスが一番良く見えるような丁寧なボディメイクを意識しているという永江選手にトレーニングサイクルを伺った。

「トレーニングは週4日程度(予定によって変動あり)で、部位によって変わりますが、1時間から2時間程度です。今年は大きく分けて肩、背中、下半身の三分割でトレーニングを行っていました。また、今年はフォーム重視の丁寧なトレーニングを心がけましたが、来シーズンに向けてはまた違う意識でトレーニングに取り組みたいと思っています。日によって仕事の内容や時間帯が変わるので、早朝や夜などその日できる時間帯に集中してトレーニングを行っています」

減量中の食事では、変化をつけて工夫していた。

「減量後半のあと一絞りというところで糖質をかぼちゃに変えて減量を進めていきました。減量末期にチートデイを取り入れてみたところ、その日の就寝時からすごい量の汗をかいて翌日も体温がグッと上がりました。心のリフレッシュにもなったので良かったです」

永江選手の今後の目標は?

「目標は日本代表として国際大会に出場することです。来年のオールジャパンに向けて身体のバランスを保ちながら、全体的に筋肉量を増やせるようにアウトラインを強化していきます。ポージングもまだまだ改善ができるので、自分の身体を使いこなせるように、学びと練習を積み重ねていきます」

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取材:FITNESS LOVE編集部  撮影:中島康介 

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