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47歳・公認会計士で2児の母 「ウエスト52cm」のくびれボディでビキニ年齢別日本2位!

服部景子さんくびれはいつの時代も女性の魅力を引き出す重要な部分であり、まさに女性の永遠の憧れと言っても過言ではない。昨年のサマー・スタイル・アワード(以下、サマスタ)決勝大会(FINAL)のビキニモデルマスターズ部門で2位になった服部景子(はっとり・けいこ/47)さんの武器は"くびれ"。インスタグラムのヘッダーに『くびれ女子』と書くほど、くびれには強いこだわりを持っている。

【写真】服部景子さんの「ウエスト52cm」くびれボディ!

仕事と育児に追われた30代からの脱却

服部さんは公認会計士をしながら、2人の子育てに追われる30代を送っていたが、39歳のときに「最近の自分は何かに挑戦できていない」と思い立ち、ボディメイクをスタートさせた。

「2人目(娘)が2歳になったことで少し時間に余裕ができたため、何かに挑戦しようと思いました。ちょうど年齢とともに肉付きが変わってきていたので、ヨガ・ピラティスから始めて身体を変えていくことにしました」

身体が変化するとともにパーソナルトレーニングに通うようになり、本格的なボディメイクを習慣化。5年ほど経った2018年にはコンテスト出場を決めた。

「初戦は予選落ちでした。ダイエットしてただ痩せましたという身体だったから当然の結果です。この失敗をきっかけにアウトラインづくりを意識するようになりました」

トレーナーやポージング認定講師の方たちのアドバイスをもらいながら努力を重ねて、2019年にNOVICE大会2位。しかし優勝を狙って挑んだ2020年は3位と結果が奮わず一度大会から離れる決断をしたという。

「減量が上手くいかなくて体調を崩してしまい『大会なんてもう出ない』と決めました。でもこのときにボディメイク自体を辞めなくてよかったと今では思っています」

3年間大会には出場しなかったが、筋トレ習慣やクリーンな食生活は崩さずに継続した服部さん。もう一度挑戦しようと復帰した2023年は東北大会、沖縄大会で優勝、決勝大会では2位と躍進を遂げた。

痩せる方法はシンプルだった

2020年シーズンに減量で失敗をした服部さんだったが、2023年は自身の納得のいく減量ができたという。その方法は生活習慣にあった。

「以前は夜型人間で仕事終わりにジムに行って深夜2時に寝て、7時起きという生活でした。しかし当時は気が立ちやすく、減量中に思うように体重が減っていきませんでした。寝る前に体重を計って、起きたときに測っても300gぐらいしか減っていなかったと記憶しています。しかし、2023年シーズンからは朝にジムに行くようにして、遅くとも23時には就寝して睡眠時間を8時間ほど確保しました。すると就寝前から起床後では1kgほど体重が減っている状態になり、睡眠の重要性を痛感しました」

睡眠時間だけでなく食生活にも大きな変化があったという。

「糖質制限や脂質制限で体調を崩してしまうことがあったのですが、昨年は白米を積極的に摂ることをとにかく意識しました。一般的にタンパク質量をみなさんは気にされると思いますが、私は白米を食べることを重視して食事を行いました。すると、トレーニング中も体力が続いて体重もスルスルと落ちていきました」

さらに今までは56cmほどまでしか細くならなかったウエストも、昨年は52cmまで絞ることができたという。日本人女性の平均的なウエストサイズは、一般的に約60~70cmとされていることからもそのすごさは一目瞭然だろう。その陰にあったのは入念なストレッチ&筋膜リリースだった。

「朝晩のストレッチ&筋膜リリースを欠かさずに行いました。特に効果を感じたのは就寝前のブリッジです。仕事柄デスクワークがほとんどで身体が丸まりがちです。それを寝る前に伸ばす意味で、10~15秒のブリッジを3セット行いました。腰痛も和らいで、調子がよくなりました。そういったことの積み重ねでウエストが細くなり、くびれボディを手に入れることができたのだと思います」

努力を積み重ねて納得のいく結果を得た服部さんは継続することが重要だと断言する。

「継続することで結果が出るというのを私の経験から強く感じています。公認会計士の試験も2度落ちて3度目で受かりました。サマスタへの挑戦も挫折したけど辞めずにずっと続けたことで昨年納得のいく結果を得ることができました。何事も諦めないで続けていくことが大切だと思っています。それは息子や娘にも自分の背中を見せて伝えたいと思っています」

16歳になった息子さんは、自らの意志で服部さんとともにジムに通うようになったという。誰かに影響を及ぼすというのは、対象が家族であっても簡単なことではない。

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取材・撮影:FITNESS LOVE編集部

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