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「生きてるだけでムカつく」と言われ自己肯定感爆下がり人生 救ってくれたのは筋トレと夫

吉岡里央奈さん「生きているだけでムカつく」とある男性から言われ、「私はなんで生きているのか?」と思い詰めていた過去を持つ吉岡里央奈(よしおか・りおな/38)さんは筋トレと夫・史洋(ふみひろ・33)さんと出会って人生が180度変わったという。

【写真】ビキニベティプロ・吉岡里央奈さんのギャップがえぐいバキバキの肉体

「今すぐ消えてくれ」などの言葉を浴びて

20代のときにある男性から「生きているだけでムカつく」「今すぐ消えてくれ」などの言葉を浴びて、里央奈さんは自己肯定感が下がってしまった過去を持つ。

「友だちと食事に行って『りおなが行くところ決めていいよ』と言われても、『私が決めたらみんなが嫌で迷惑をかけたらどうしよう』と悩んでしまうほど自分に自信がありませんでした。誰かに会うのも嫌で『死にたい』と思うこともたまにありました」

30代になると新しい出会いが里央奈さんの人生を好転させた。

「当時働いていたスポーツクラブで、今の夫と出会いました。彼が筋トレをしていた影響から私も一緒に身体を鍛えるようになり、段々と性格も前向きになっていったんです」

筋トレをするとただ細かった身体にメリハリが生まれ、努力が目に見える結果として表れるボディメイクの魅力にハマっていったという。

「筋トレ中は嫌なことも忘れて熱中できたこと、自分自身と向き合う時間が持てたこともよかったことです。なりたい自分にはまだ程遠いですが、これまでの努力や過程を自分自身で認めて褒めることができるようになりました」

夫の史洋さんと出会って人生が好転

夫の史洋さんと出会って人生が好転

人生を変えてくれた「筋トレ」を世の中に広めたい

夫・史洋さんと

夫・史洋さんとの特別な一枚

さらにサマー・スタイル・アワードへの挑戦、活躍が里央奈さんをさらにポジティブになるきっかけを与える。

「サマー・スタイル・アワードで優勝することができ、ベティ部門でプロになりました。すると、インスタグラムのDMでメッセージが届いたり、フォロワーが増えたり、人に認められるというのはこんな感じなんだと思い、少し恥ずかしくなりました。まだたまに『私なんか』という口癖は抜けていませんが、今では生きていれば何とかなると思っています」

人生を変えた“筋トレ”の魅力を伝えるべく、里央奈さんは夫・史洋さんとのジム開業を目指している。

「私は筋トレに救われました。コンテストに出場することを後押ししてくれ、全ての大会で支えてくれている夫に心から感謝しています。また、世の中には自己肯定感が低い方が多いように感じ、そのような方々、特に女性い勇気と自信を持って欲しく、少しでも誰かの役に立てたら……という思いでトレーナーとして活躍していきたいです」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:舟橋賢

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