コロナ禍の宅トレをきっかけにボディメイクコンテストで優勝するまでに身体を変えたトレーナーのNiko(36)さん。しかしその道のりは順調なことばかりではなかった。自己流トレーニングを続けた結果、ぎっくり腰で立てなくなるほどの怪我を経験したという。その出来事が、トレーナーとしての活動を始めるきっかけになった。

我流トレーニングで腰を痛めた
筋トレを始めたのはコロナ禍。YouTubeを見ながら毎日1時間の宅トレを続けていた。身体は徐々に変わり、コンテストにも出場するようになったが、あるとき大きな問題が起きた。
「身体の使い方が良くなくて、腰を痛めてしまいました」
原因は、正しい身体の使い方を知らないままトレーニングを続けていたことだった。
「おそらく腰ばかり使う身体の動かし方をしていたんだと思います。最終的に立てなくなってしまって」
症状としては、いわゆるぎっくり腰だった。
腰を守る鍵は「安定性と可動性」
この経験をきっかけに、身体の使い方を深く学ぶようになった。
現在トレーナーとして大切にしているのは安定性と可動性のバランスだという。
「股関節の使い方や足の裏の使い方、そして上半身の柔軟性がとても大切です」
身体には「動かすべき部分」と「安定させるべき部分」があり、それを理解することが重要だという。
「例えば胸椎が硬いと腰が代わりに動いてしまうことがあります。そういう原因を見つけることが大切です」
違和感を感じながらトレーニングを続けてしまう人は多いが、そこに怪我のリスクが潜んでいるという。
第三者のチェックが怪我予防につながる
自己流で運動を続けている人も多いが、Nikoさんは第3者の視点の重要性を指摘する。
「身体をちゃんと使いたいなら、一度誰かに見てもらうのは大事です」
自分では正しいと思っているフォームでも、実際には負担がかかっている場合があるためだ。
「第3者の目でチェックしてもらうと安心してトレーニングを続けられます」
現在はトレーナーとして「フィットネスでよりハッピーを作る」というテーマで活動している。
「大切なのは、将来どうありたいかというマインド。年を取っても自分の足で歩きたいと思えば、運動も前向きに続けられます」
かつて自己流トレーニングで怪我を経験したからこそ、今は正しい身体の使い方を伝えることに力を注いでいる。
取材・文:FITNESS LOVE編集部 写真提供:Nikoさん










