APF選手 コンテスト

元体育大学生の26歳がコンテスト優勝 「ただ細くするのではなくお尻は丸みを残すなどの工夫が大事」

APF(Asia Physique Federation)が8月1日、東京・曳舟文化センターで「APF TOKYO NIGHT SHOW 2026」を開催した。ビキニモデル ファーストタイマーで優勝した渡辺紗月(わたなべ・さつき/26)さんは、パーソナルトレーナーとして働くことをきっかけに筋トレを始めた。競技経験を自ら積むことで指導に生かしたいという思いからボディコンテストへ挑戦し、優勝を果たした。

【写真】渡辺紗月さんの自慢のバックポーズ
渡辺紗月さん

「教えるなら自分も経験したい」 トレーナーになって競技へ挑戦

渡辺さんは日本女子体育大学でモダンダンスを学び、在学中にトレーナーと知り合ったことをきっかけにパーソナルトレーナーの道へ進んだ。

筋トレを始めた理由も仕事だった。

「人に教えるためには、自分も経験しないといけないと思って筋トレを始めました」

学生時代から舞台に立つ機会があり、体型には気を配っていたという。しかし、それまでのダイエットは食事制限や運動量を増やして体重を落とす方法が中心だった。

ボディメイクを学ぶ中で考え方は変わった。

「ただ細くなるんじゃなくて、お尻は残したいとか、ボディラインを意識するようになりました。今回は食べて痩せることを目指しました」

コンテスト出場も、自身の経験を指導へ生かすためだった。

「自分自身で減量やボディメイクを経験することで、より説得力を持ってお客様に伝えられると思い、一つの目標として大会に挑戦しました」

「効いているかを触りながら確認する」

渡辺さんが最も自信を持つ部位はヒップだ。

トレーニングでは重量よりも筋肉へ刺激が入っているかを重視している。

「効いているかを触りながら確認して、ゆっくり丁寧に動かすことを意識しています」

ヒップトレーニングではストレッチ種目を中心に取り入れ、ルーマニアンデッドリフトやブルガリアンスクワット、アブダクションなどを10~12回、3~4セット行っているという。

現在もパーソナルトレーナーとして活動している渡辺さんは、今回の挑戦を通じて競技だけではない学びも得た。

「人に『これを頑張っています』と言えるものができたのは自分の強みだと思います。大人になってから運動する習慣をつくるのは難しいですが、筋トレと出会えて本当に良かったです。これからも競技を続けながら、この経験をお客様への指導に生かしていきたいです」

用語解説
•ビキニモデル:女性らしい健康美やスタイル、ポージング、ステージでの表現力などを総合的に競うカテゴリー。過度な筋肉量ではなく、引き締まったバランスの良い身体が評価される。
•ファーストタイマー:コンテスト初出場者を対象としたカテゴリー。初めて大会に挑戦する選手同士で競う部門。

【APFのアンチドーピングへの取り組み】
APFは、関わる全ての人の成長と価値創造を使命とし、健全で公正な競技文化の発展を目指している。その一環として、日本簡易検査ドーピング協会と連携し、全国で開催される全ての大会でドーピング検査を実施。

文・撮影:FITNESS LOVE編集部

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