8月15日(土)、東京都・きゅりあんで開催されたAPF(Asia Physique Federation)主催の『APF VISIONARY TRYOUT CUP 2026』。モノキニクラスで5位に入ったのが、成嶋来夢(なるしま・らいむ)さんだ。興味本位で始めた筋トレから約3年半。最初は断っていたコンテストに挑戦し、現在もステージに立ち続ける理由とは?

「時間に余裕があった時期に何かやりたいと思い、パーソナルトレーニングを始めました。マシンを使ってみて少し体重が減ればいいかなというくらいで、最初からコンテストを目指していたわけではありません。トレーナーさんから大会を勧められても、最初は断っていました(笑)」
初大会2位で「このままじゃ終われない」
転機となったのは、トレーナーからの「一緒に出よう」という誘い。最終的にトレーナーは出場しなかったものの、成嶋さんは2023年11月にコンテストデビュー。そこでの2位入賞が、競技を続ける原動力となった。
「最初の大会で2位だったので、”このままじゃ終われない” と思って続けています。今は絞りすぎず、サイズ感を残してステージに立つことを意識しています。特に上半身を大きく見せられるよう、胸や肩を重点的に鍛えている途中です」
胸はプレス系、肩はショルダープレスやサイドレイズなどの種目で強化。ただ重量を追うだけでなく、狙った部位に正しく刺激を入れることを大切にしている。
「最初に動かす角度を大まかに決めて、実際にやりながら効かせたいところに刺激が入っているか確認しています。違うと感じたら、その都度角度などを調整していますね。正しいフォームを意識しながら、重量も伸ばしていけるように取り組んでいます」
「見てくれている」が頑張る力に
身体づくりはトレーナーの指導に沿って進め、時間があるときはセルフケアやマッサージも取り入れる。食生活も変わり、以前より魚を食べる機会が増えたという。
「もともと茶色い食べ物が好きなので、食生活はガラッと変わりました(笑)。身体作りについてはトレーナーさんに管理してもらい、その通りに取り組んでいます。ケアはまだ十分ではないですが、時間があるときは身体をほぐしたり、マッサージに行ったりしています」
そんな自身の経験から、ボディメイク初心者はトレーナーの力を借りることも選択肢の1つだと語る。
「1人では頑張れないタイプの方は、トレーナーをつけるのはおすすめです。私もそうなのですが、管理やサポートをしてもらうと、トレーナーと約束をしたような感覚になって ”まあいいか” が減るんですよね。いい意味でプレッシャーがありますし、”見てくれているから頑張ろう” と思えますよ」
誰かと一緒に取り組むことで、興味本位だった筋トレは継続したい挑戦へと変わった。自分に合ったサポートを見つけることも、身体づくりを続ける方法の1つだ。
【APFのアンチドーピングへの取り組み】
APFは、関わる全ての人の成長と価値創造を使命とし、健全で公正な競技文化の発展を目指している。その一環として、日本簡易検査ドーピング協会と連携し、全国で開催される全ての大会でドーピング検査を実施。
執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。
取材:池田光咲 撮影:高坂裕希










