今年でベストボディ・ジャパン出場5年目となる玉井裕子(たまい・ゆうこ/54)さんはこう語る。大会出場歴も長くなってきたが、9年前、ダイエット目的でジムに通い始めたときは「過去最大の体重で今より7㎏重かった」そうだ。
数年ジムに通っても、大きく身体が変化することはなかったそうだが、地元和歌山で開催されたベストボディ・ジャパンの大会を観戦し、大会出場を決意する。
「私もあんなビキニ着てみたい、同じ女性ならもっとスタイル良くなってキラキラしたいって思いました。皆さんおきれいでキラキラ輝く姿を見て、私も出場してみたいし、もっときれいになれるかも、と思って大会に出ることを決めました」
大会に出場するようになって身体も変わったという玉井さん。大変だったことは大きく3つあるという。
「元々筋肉量が多いほうではなく、増量するとき食べることがしんどかったです。また、ポージングでの表現力を身につけるのが大変で、自分の枠にはまってしまっていました。あとは、アイビー化粧品の美容のお仕事をしていて、家のこととジム通いなど時間作るのが大変でしたが、これに関しては家族がかなり協力してくれているので感謝しています」
今回ベストボディ・ジャパン2024大阪大会(7/7開催)クイーンクラス(50~59歳)に出場した。
「今年の神戸大会でグランプリでしたが、大阪大会ではファイナリスト止まりでした。日本大会なみの強豪揃いだったので、これからのやるべきことがわかりました」
玉井さんがコンテストに出場するようになって得たものは大きい。
「ベストボディ・ジャパンと出会い、自分自身を見つめることができて本当に良かったです。いいとこ悪いとこ含めて全部私であって、自己肯定感が高まりました。ありがとうございます」
取材:あまのともこ 撮影:岡 暁
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