「なぜそこまで情熱的に生きられるのか?」見ているだけで自分の心も燃えるような、ひたむきな努力をできる人は男女問わず尊敬と羨望を集める。
「私のモットーは仕事もボディメイクも何事に対しても全力で楽しむこと。1分1秒無駄もなく人生を楽しんでます!50歳でもまだまだ進化します!」
【写真】50歳を超えても進化し続ける、清水ひとみさんの美しいボディ
そう語るのは、7/15(月・祝)に開催されたベストボディ・ジャパン2024静岡・浜松大会にてクイーンクラス(50歳〜59歳)グランプリを獲得した清水ひとみ(しみず・ひとみ/50)さん。
日本最大規模のボディコンテスト団体、『ベストボディ・ジャパン(以下、BBJ)』は、世界初の年齢別制の採用と“健康美”をコンセプトとし、過度な筋肉や痩身ではない美しさを競うという参入障壁の低さとオリジナリティで人気を博している。
清水さんは大会出場4年目にして、すでにグランプリ常連であるとともに、「いつでもトレーニングできるようにスーツの下はトレーニングウェア」「外回りのついでに公園でポージング」など、猪突猛進なキャラクター性が話題を呼び、“名物女性不動産社長”として『news every.(日本テレビ)』や静岡新聞、中日新聞で特集を組まれるなど、注目を集めるBBJの顔だ。
「静岡・浜松大会では(優勝前提で)大会前に祝賀パーティーを企画し、70人の応援団がかけつけて盛大な応援を送ってくれました。私は、『50歳でもこんなにいきいきと楽しく生きられるんだ』というモデルケースになりたい。年齢で物事を諦めず、煌めき続けることで周りに元気を与えたいです」
清水さんがボディメイクを始めたのは47歳。外食過多な生活やコロナ禍での行動制限で崩れたボディラインを取り戻したい。そう思い立ってから毎朝5時にジム通い、隙間時間にもトレーニング、食事は地産地消の新鮮な食材での自炊にこだわりつくすなど、多忙な不動産経営とボディメイクを両立している。
「この歳になっても体型はどんどんよくなり、まだ伸びしろを感じます。日本一を獲る夢に向けて、自分の限界に挑み続けたいです」
大会当日も、そんな清水さんに影響されて大会出場を決意したという参加者に囲まれていた。
「隙間を縫うようなスケジュールでのトレーニングやコンテスト出場は大変ですが、仕事だけに没頭していたころよりも、もっと人生が輝いている。自分の頑張りが目に見える成果として出るボディメイクは、人生に停滞感やハリのなさを感じる方々にぜひお勧めしたいです」
人はいつまでも、身体も心も成長を続けられる。一度きりの人生を年齢や世間体で押し殺さず、自由に生きる人はとても美しい。
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取材:にしかわ花 撮影:上村倫代 写真提供:清水ひとみ
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用も行うマルチライター。ジュラシックアカデミーでボディメイクに奮闘している。
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