9月1日(日)に茨城・つくば国際会議場で行われた”健康美”をコンセプトにした人気ボディコンテスト『BEST BODY JAPAN(ベストボディ・ジャパン)2024茨城・水戸大会』のクイーンクラス(50〜59歳)に出場し、ひときわ大きな声援を浴びていたのが田邊潤子(たなべ・じゅんこ/51)さん。
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他の出場者を圧倒する声援を受けていた彼女。見事に準グランプリを勝ち取り、11月の日本大会への切符も手にした。昨年も日本大会に出場し、今年は7月の長野大会でも2部門で準グランプリを勝ち取っているので、自然と応援の声にも気合いが入ったに違いない。
「男性モデル部門のマスターズ(40〜49歳)に出場した、寺嶋保仁(てらしま・やすひと/44)さんも、実は私がコンテストの魅力を熱く語って誘い、今回初出場されたんです。今日は私たち2人を応援しにトレーニング仲間が駆けつけてくれたので、とても心強くて楽しい大会になりました」
中学校3年、小学校6年、4年とヤンチャ盛り真只中の子ども3人を育てる専業主婦の田邊さんが本格的にトレーニングを始めたのは2年前。専業主婦の世界しか知らなかった平凡な人生に、コンテストが大きな光を当ててくれたという。
「人生ではなかなか味わうことのできない緊張感や、趣味を通じてつながり合う友人など、コンテストで得られたものは本当に大きいです。昔から少し運動はしていたのですが、50歳の節目で何か始めたいと思ったときに、数年前に旦那が出場していたBEST BODY JAPANを思い出し、これだ!と思って挑戦することにしました。大きなステージで輝くたくさんの女性の姿がずっと脳裏に残っていたんだと思います」
一人目の出産が36歳だったため、周りの親との年齢差を感じることも多かったという田邊さん。しかし、今ではそんなことは微塵も感じさせないくらい若々しい姿で、周りも喜んでくれているという。特に夫が今でもトレーニングを続けているからこそ、家族からの支えも大きくステージで輝けたと話す。
「中学校3年、小学校6年は息子なので我関せずのようですが、小学4年の娘はすごく私のことが気になるみたいで、いつもポージング練習の掛け声や動画撮影などに協力してくれます。ステージの司会アナウンスもやってくれるので親子で楽しむ時間を作れているのもコンテストのおかげですね」
まだまだ幼い娘と言いながらも、将来は娘と同じステージに立ちたいと恥ずかしげに話してくれた田邊さん。趣味も家庭も楽しむ彼女の姿はどんどん若返っていくに違いない。
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取材:林健太 撮影:舟橋賢
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