ベストボディ選手 コンテスト

“リアルマネキンボディ”の27歳 ファッションモデル流ボディメイクでコンテスト活躍中

ダイエットとは辛いもの、我慢するのが当たり前の苦行だと思っている人は多い。

「美味しく・楽しく・健康的に。私のボディメイクで絶対に外せないポイントです」

【写真】渡辺弓華さんのリアルマネキンボディ

渡辺弓華(わたなべ・ゆみか/27)さんは、タレントとしてファッションモデルやラジオのMCを勤めながら、WEBプロデュースや女性のキャリア支援を行う企業を経営する。昨年は、国内最大手ボディコンテスト『ベストボディ・ジャパン』に出場し上位成績を獲得するなど、スリムながらしなやかな曲線を保つ肉体は「マネキンのよう」と評され女性人気も高い。渡辺さんのマネキンボディを作り上げる秘訣を聞いた。

「ボディメイクのご飯というと毎食同じものを食べたり、素材そのままで食べたりと味気ないイメージを持っている方が多いです。ですが、意外と幅広く食べられるものは多くて、いろんな食材を工夫して美味しく食べることを心がけており、バリエーション豊かに食べます。気分も上がるよう見た目も綺麗にして楽しんでいます」

渡辺さんがインスタグラムに載せる自炊は鮮やかだ。まず、数種の緑黄色野菜の盛り合わせ。たんぱく質は特にバラエティが多く、牛・豚・ラム・卵・鮭・青魚・貝類・豆腐・納豆と、さながらバイキングのように日々変わる。

「自分のカロリーとPFCバランスにおさまるのであれば何を食べてもOKにしているので、食べたいものをパズルのように組み合わせています。私の場合、野菜・タンパク質・炭水化物のなかに食材を当てはめてメニューを考えています。心から美味しく食べられるご飯で身体をつくりたいというのが第一で、もし食べ過ぎてしまっても焦らず次の日に過剰になった栄養素を減らすことで調整しています」

食事だけでなく、運動方法にもこだわりがあるという。

「筋トレと有酸素運動をバランスよく取り入れています。減量期以外も有酸素運動は取り入れます。ランニングは胸や筋肉が落ちるリスク、また少し苦手で続かないのもあり主にはウォーキングです。特定の時間を作るのではなく、ちょっとした移動は早めに出て全部徒歩にしています。歩くのが大好きで、1日8000歩以上は歩きます」

昨年にボディコンテストに出場してからは、トレーニングにピラティスも取り入れたという。

「ピラティスで整った身体で筋トレをすると、フォームの取りやすさや効き方が全然違います。アウターマッスルを綺麗にするのが筋トレで、インナーマッスルや身体のコントロールを綺麗にするのがピラティスと使い分けていて、女性は特にどちらも併用するとバランスのとれた身体になりやすいと思います」

コンテスト出場を通して美しい身体作りに磨きをかけた結果、仕事の依頼が増え幅も広がったと語る。

「韓国系ファッションやフィットネスブランドからのご依頼も多くなりました。今年は、MCやラジオなどの分野も、もっと活動を広げていきたいです。また女性の活躍支援も積極的に行っていきたいと思っています」

渡辺弓華さん

常に美しくあることが求められる世界だからこそ、身体づくりには楽しさを大切にする。体型管理は一過性ではなく、一生継続していくことだからこそ、そういった遊び心が大切なのかもしれない。

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取材:にしかわ花

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用も行うマルチライター。ジュラシックアカデミーでボディメイクに奮闘している。

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