ベストボディ選手 コンテスト

元ブレイクダンサーがボディコンテスト活躍中 39歳の白肌映えるパワフルボディ

すらりとした細身に、引き締まった白肌。女性が憧れる体型の代表のひとつだ。ブジドー杏奈(あんな/39)さんは、ボディコンテスト『ベストボディ・ジャパン』に初シーズンで10大会出場、そのうち4大会でグランプリを獲得する期待の新星として注目を浴びている。その痩身美は多様なトレーニング歴によって作り上げられていた。

【写真】ブジドー杏奈さんの白肌映える痩身美とキックボクシング風景

「高校時代からブレイクダンスに打ち込んでいて、ヘッドスピンなどパワームーブと言われる技術の向上のために筋トレを開始しました」

全力を投じてダンスに没頭した杏奈さんだが、20歳のころに肩の重大な負傷。ブレイクダンスの継続は断念せざるを得なくなる。深い傷心からニューヨークへの語学留学へ。そこで出会ったラテン系の人々の底抜けの明るさに感動し、「自分もこんな風に心身ともに強くなりたい」と始めたのがキックボクシングだった。

「熱中してできることがまた見つかったことと、トレーニングを重ねるごとに強くなっていく自分に少しずつメンタルが回復していきました。また、身体のラインも変わっていきました。腰を捻って蹴る動作やハイキックの効果でお尻がグッと上がり、引き締まった筋肉がつきました」

身体が変化したことで、ボディコンテストに興味を持つようになった。そこで、さらにステージに立つスタイルを作るためのトレーニングも開始した。フルワークとの両立のため、平日は仕事の休憩時間に会社のジムに通い、土日はトレーニングとキックボクシングを続けて行う。

「私はデスクワークなのですが、酷い肩こりや頭痛がこの生活をするようになって治りました。ポージング練習などを通じて日常から姿勢に気をつけるようになったことで、猫背や巻き肩、O脚が改善されたからだと思います。また、自然と食生活がヘルシーになっていきました。お酒を飲まなくなり、野菜を食べる量が増えましたね」

ブジドー杏奈さん

強制的な管理ではなく、自然と身体に良い食事を求めるようになっていったのだという。生活リズムも4時半に起床し、9時には床につくという健康ぶりだ。

「昨年は気持ちを切らさないように連戦をしましたが、今年は出場の数を絞ってより好成績を目指します。日本トップ10に入るのが目標です。機能性を兼ね備えたモデル体型が私の理想なので、より自分の理想に近づけるように努力していきます」

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取材:にしかわ花 撮影:ブジドー杏奈

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用も行うマルチライター。ジュラシックアカデミーでボディメイクに奮闘している。

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