2025年4月5日ベストボディ・ジャパン国内開幕戦、近畿大会が大阪国際交流センターで行われ、東京から参戦したフリーアナウンサーの高橋友希(たかはし・ゆき/42)さんが、ウーマンズクラス(40歳~49歳)で3位の成績を収めた。高橋さんのこだわりの食生活について、話を聞いた。
高橋さんは、「とにかく食べる」
「焼肉に行くと白ごはん3杯にシメでカレーなど食べます。量的な満足度をキープするために食事の量はかなり多い方だと思います。そのためにほぼ毎日自炊しています。食べるものは超クリーンなものばかりです」
タンパク源は魚
「焼き魚やお刺身など魚が多いです。スーパーのお寿司もよく食べますが、1パックでは足りません。週に1回は生の魚を食べないと禁断症状が出そうなくらいです(笑)。調味油はほとんど使わず、脂質は卵と魚、納豆、豆腐あたりから摂ります」
常備しているもの
「数種類のキノコ、もずく、豆腐、納豆、キムチは常備しています。野菜はいくら食べてもOKだと思っているのでミニトマト、ブロッコリー、白菜、カボチャ、ほうれん草、小松菜あたりもよく食べています。実家、親戚から送られてくる新鮮野菜に感謝です。野菜は鍋もよく食べますが、最近は蒸し野菜にしています。お味噌の先生をやっている筋トレ仲間のところで、自家製のお味噌としょうゆ麹を作ったので、それをつけて食べています」
ごはんに白滝
「ごはんは、白米に食物繊維豊富なもち麦を合わせて炊いたり、大会前はそこに細かく刻んだ白滝を入れたりして、かさ増ししています。食べる量はだいたい120~140g。測ってグラム数を書いて冷凍しています。大会直前に炭水化物を控えめにするときは白滝をよく使います。チャプチェの春雨を白滝にしたり、大好きなタイ料理のヤムウンセンの春雨を白滝にしたり。夏の定番は、白滝冷麺です。ダシダ(※)、白だし、ラカントを水に溶かして白滝を麺代わり、鶏ハム、キムチ、卵、きゅうり、オクラなどをトッピングして、お酢をかけたら本当に美味しい!超オススメです!」
※韓国で広く愛用されている調味料
フルーツ大好き
「フルーツは欠かさず食べています。ビタミンが足りないというよりも、これだけは欠かせないというくらい好きだからです。いちご、ブルーベリー、シャインマスカット、桃、キウイ、みかん、父がよく送ってくれるりんご。ケーキよりも生のフルーツが好きです。お酒も甘い物も普段からほとんど食さないので、トレーニー向きかも。ベストボディ・ジャパンは過度な減量をせず、健康的な美しさが基準になるので、大会後にはドーナツもファストフードも食べたいと感じないのかもしれません」
おやつと外食
「夜中にお腹が空くときはプロテインのコーンスープに冷凍のブロッコリーを入れたり、豆まき用の大豆、甘栗を食べたりします。外食が続くと浮腫むことを体感したので、これからも自炊を続けますが、超不規則な生活をしているのに肌が荒れることがほとんどないです。やっぱり身体は食べたもので作られているんだなと思います」
「筋トレを始める前も同じくらいの量を食べていましたが、明らかに身体のラインが違います。人前に出ることが多い仕事なので、どのくらいのPFC(タンパク質・脂質・炭水化物)かを考えながら食事ができるようになったことで、コンディションが大きく崩れるということはなくなりました。体重も体脂肪率もBMIもただの目安でしかないし、自分に必要なPFCが分かってさえいれば、すぐに元に戻せます。これはかなりの自信になったような気がします」
取材:あまのともこ 撮影:岡 暁
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。
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