4月20日、三重県総合文化センターで行われた『ベストボディ・ジャパン2025三重・津大会』。プラチナクラス(60歳~年齢無制限)では、加藤美樹(かとう・みき/60)さんがグランプリに輝いた。
「スポーツクラブには25年以上通っていますが、筋トレではなく、ずっとスタジオレッスン中心でした。大会に出るための身体づくりとしては4年目です」
加藤さんはヨガとピラティスのインストラクターで、仕事ではインナーマッスルを中心に鍛えている。
「週4回、早朝1時間程度ジムに行き、30分筋トレ、30分有酸素運動をしています。筋トレはヒップ、太もも、背中をメインに鍛えています。パーソナルは月2回、女性らしいラインのボディメイクが得意なトレーナーについています」
しっかりと筋トレをするようになったことで、身体つきの変化を感じたそうだ。
「有酸素運動メインで『太っていない』身体だったときと、筋トレで鍛えた身体は見た目が全く違います。大会に出ると周りの方も喜んでくれるので、自信がつき自己肯定感が上がります。筋トレをすることで自分と向き合う時間が増え、自分を大切にするようになりました。なんだか性格も良くなってきた気がします」
食事に関しては、「基本的に好きなものを食べます」と加藤さん。
「間食も外食も多いです。誰かと食事をするときは気持ちよく楽しみたいと思っています。ですが、食事や体重等は毎日記録して、バランスよく食べることを心がけています。毎日摂るサプリはマルチビタミン、マルチミネラル、ビタミンD。血糖値が急に上がらないように食べる順番には気をつけます」
「歳を重ねるごとに美しくなりたい」という加藤さんの今年の目標は、日本大会での上位入賞だ。
「ボディメイクをしてステージに立つことで、自分の魅力や、表現したいことについて考えるようになりました。自分自身に興味を持ち、磨き上げる時間を持てることは幸せなことだと思います。周りが美しく前向きな人にあふれています。これもとても嬉しいことです。年々健康と美しさの更新をしていきたいです」
取材:あまのともこ 撮影:岡暁
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。自身もボディコンテストに出場している。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。
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