5月25日、所沢市民会館ミューズで行われたベストボディ・ジャパン主催の『モデルジャパン2025さいたま大会』。ガールズクラス(20〜29歳)では、勝連ひな乃(かつれん・ひなの/26)さんが初出場にして、自身初のグランプリに輝いた。
「初出場で満点のグランプリを獲れてすごくうれしいです!この初ステージをとにかく楽しもう、という気持ちで挑戦しましたが、やはり緊張してしまって。普段の練習通りのパフォーマンスができなかったことが今回の反省点です」
初舞台に緊張はつきものだとも言えるが、勝連さんは「初出場では想像以上に緊張感にやられてしまった。振り返ると自信を持てるほどの練習量ではなかった」と自己分析。「緊張感の中でも自分を信じられるくらいに質の高い練習を重ねたい」と決意を新たにした。
勝連さんが本格的にボディメイクに取り組み始めたのは4年ほど前のこと。就活を終えたタイミングでキックボクシングを始めたのがそのきっかけだったと言う。
「その当時からベスボに出たい、と思っていましたが、自身の生活に余裕がなくて、先送りにしてきてしまいました。しかし、その慌ただしさの数年で自分の心に従い進みたい道を自分で切り開くと決意しました」
その思いが今年、4年前から心に秘めていたベストボディジャパンへのチャレンジへと勝連さんを導いた。「目指すは日本グランプリ!」と言う勝連さんの2025シーズンはまだ始まったばかり。
「11月開催の日本大会に向けて、まだまだ進化していきたい。圧倒的な魅力とオーラで観客を魅了するような身体とパフォーマンスをつくりあげることを目標にボディメイクや大会準備を続けていくなかでの、自分のメンタル面の変化にも注目したい。この1年を通して自分がどう変わるのかを意識的に俯瞰していきたいと思っています」
現在ヨガ・ボディメイクトレーナーとして働く勝連さん。
「今後、この経験を活かしてオリジナルのボディメイクプログラムを作成・提供することを通じて、女性の魅力を最大限に引き出すサポートをしていきたいです。見た目が変化すると、その人の内面も行動も変わります。ボディメイクはその人の人生をポジティブな方向に変化させるものなので、多くの女性のその“きっかけ作り”に携わたらと思っています」
取材:大塚真奈美 撮影:舟橋賢
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