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45歳・英会話講師が曲線ボディラインで魅せグランプリ! 自分らしさを追求&思い切って日焼けにもチャレンジ

5月25日、所沢市民会館ミューズで行われたベストボディ・ジャパン主催の『モデルジャパン2025さいたま大会』。ウーマンズクラス(40〜49歳)で、山上麻希(やまかみ・まき/45)さんがグランプリに輝いた。

【写真】山上麻希さんの美しい曲線ボディライン

「大会への出場は今年で3年目。初挑戦した2023年、結果にこだわり過酷な日々を送った2024年を経て、今年は無理せず私らしく、自分のなりたい身体を追求しよう!と決めて今日、2025シーズンの初舞台を迎えました」

2023年には全国TOP10、2024年には全国TOP3という輝かしい結果を残してきた山上さん。今年、審査基準やフィードバックにばかり囚われるのをやめて目指した身体とはどういうものなのか。

「一番わかりやすくて大きなチャレンジは、思い切って今までにしたことのない日焼けに挑戦したことですね。昨年まで、色白の肌を褒められることも多かったのですが、いざ日焼けしてみると鏡に映る自分が自分でないみたいで新鮮で、すごく気に入っています」

また出場1週間前に大会公認講師から「そのポージングは古い、あなたにはベスボを引っ張っていく気概でベスボらしくない新しいポージングに挑戦してほしい」という言葉を受けて急遽、ポージングを変更するというチャレンジも。

「イエローカードギリギリかもしれない。思い切りやらないとキマらない、キマらなければダサい。ハイリスク過ぎて、去年までだったら絶対にしなかったであろう選択でした」

自分らしさを追求してやり切ったステージでのグランプリ獲得には、昨年までとはまた別の感動と手応えとがあった。

「昨年まで欠かせなかった大会前の食事制限も今年は意識的にやめ、しっかりバランスよく食べて運動することを徹底しています。いま目標としているのは、筋肉と脂肪のバランスのとれた、ハリのある質感を持った身体。大会の日だけでなく常に最高の身体でい続けたいですね。いつでもビキニになれるように(笑)」

そんな山上さんがそもそも本格的にボディメイクを始めたのはコロナ禍の最中のことだったと言う。

「職業はフリーランスの英会話講師なんですが、仕事が制限されて時間ができ、説得力のある指導者になるために何ができるかと考えた結果、たどりついたのがボディメイクだったんです」

英語と筋トレには共通点が多いと言う山上さん。

「どちらも毎日コツコツと積み上げていく必要があり、途中の変化がわかりにくく、近道はない。目標に近づくには効果が見えない間もとにかく継続することが重要なんですよね。こう言うとすごくシンプルですが、この”継続”へのモチベーションを維持することがすごく難しい。英語も筋トレも自ら不言実行する姿をお見せすることで、口下手な私にも生徒さんにお伝えできることがあると日々感じています」

そんな「口下手なところが似ている」と言うお父様が先日、急逝された。

「口数少なく、でも私がやることをいつも気にかけて、ちゃんと見ていてくれる父でした。だからこれからも天国から見守り続けてくれていることを願いつつ、自分の信じた道を迷わず歩いていきたいと、今はそう、強く思っています」

山上麻希さん

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取材:大塚真奈美 撮影:舟橋賢

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