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産後約10カ月で作りあげた“くびれボディ” 1日20分!タイパを追求したトレーニングで目指すは日本グランプリ

5月25日、所沢市民会館ミューズで行われたベストボディ・ジャパン主催の『モデルジャパン2025さいたま大会』。レディースクラス(30〜39歳)では、末次佳美(すえつぐ・よしみ/33)さんが準グランプリに輝いた。

【写真】末次佳美さんのくびれボディ

「大会初出場は5月17日開催の『モデルジャパン2025香川大会』。グランプリを獲得することができましたが、今回のさいたま大会では準グランプリ。うれしさ半分、悔しさ半分、というのが今の正直な気持ちです」

もともと末次さんが本格的にボディメイクに取り組み始めたのは2020年のこと。

「当時遠距離恋愛中だった(現在の)夫とのビデオ通話で『顔が丸くなったね』と言われたのが悔しくて(笑)。まずは食事の内容をクリーンに、また夕食はなるべく19時までに取るなど時間にも気をつけ、併せて宅トレに励みました。フルタイムで働く会社員だったので、1部位あたり30秒〜数分程度でできる筋トレやストレッチを複数組み合わせ、隙間時間も活用して、タイパよく行うことを心がけました」

トレーニングを始めて3カ月後には、約8kgの減量に成功!「気になっていたフェイスラインはもちろんボディラインも見違えました」と振り返る。

「その後3年ほどはリバウンドすることもなく体型を維持することができていたのですが、結婚、妊娠を経て昨年7月ごろ第一子を出産、その直後には体重が妊娠前と比較すると9kgも増えていました」

そこで約10カ月後の大会初出場を目標に、産後のボディメイクに取り組んだと言う。準備期間は短いが、まずは出産による身体のダメージの回復を図ることがその第一段階となる。

「産後3カ月間はトレーニングはせず、と言うよりもできず、寝た姿勢でできるストレッチを行うくらいでした」

その後徐々にトレーニングを始め、そして日々強化してきた。

「落ちた筋肉と崩れたボディラインの回復を目指して全身を鍛え直しましたが、そのなかでも特に意識したのは、お尻の丸みと脚のラインです。なので、ヒップスラストやデッドリフトを中心に。今も宅トレが中心で、1日あたり10〜20分程度の筋トレを毎日コツコツと。ジムに行くのは週に一度だけで、限られた時間でどれだけのことができるかということをいつも意識して取り組んでいます」

現在は産前と同じ体重に到達、もちろん筋肉量やボディラインなどの"内容”も伴ったボディメイクを成功させた。

「目標は日本大会で入賞すること!ボディメイクや大会準備にも全力で取り組んではいますが、今現在、私の生活の中心は子どもとの時間ですし、もちろん仕事もおろそかにはできません。だからこそ、トレーニング時間の確保や短縮、質の向上が大きな課題で、いまだ試行錯誤の最中。これから自分らしい両立スタイルを確立していけたら、と思っています」

末次佳美さん

執筆者:大塚真奈美
編集者・ライター。ヘルス&フィットネス、美容、グルメなどの分野で企画・編集・取材・執筆。群馬県出身、東京都在住。

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取材:大塚真奈美 撮影:舟橋賢

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