5月25日(日)、所沢市民会館ミューズで行われた『ベストボディ・ジャパン2025さいたま大会』。クイーンクラス(50歳〜59歳)では、フィットネスインストラクターの田中理香(たなか・りか/53)さんがグランプリに輝いた。
「今シーズン初戦の千葉大会では290点で4位という結果でした。2戦目の今大会で満点グランプリを獲得できたこと、とてもうれしく思っています!」
今年、大会初出場から数えて5年目を迎えたと言う田中さん。今シーズンに向けて、自身のストロングポイントをしっかりと強化してきた。
「バックポーズと、フリーポーズの表現力には自信があります。ウエストからヒップにかけてのトレーニングでは大きな荷重をかけず自重トレーニングのみでボディメイクしています。またフリーポーズについては、公認講師の先生方のご指導を受け、できるだけシンプルに、かつ、力強さ、エレガントさにこだわって表現しています」
身体を鍛え、またポージングの鍛錬を重ねるほか、食事にもこだわっている。
「タンパク質をしっかりと取ることと、そのタンパク質を食事の一番最初に食べること(=タンパク質ファースト)が大切だと考え、実践しています。体格(体重・体組成等)やトレーニング強度などでその必要量は違いますが、まずは毎食タンパク質量で20g、肉や魚で80gほどから始めると良いかと思います」
田中さんはフィットネスインストラクターとしての仕事の傍ら、自身のボディメイク知識や経験を、各種SNSや配信サービスを介して発信する活動も行っている。そのリスナーやフォロワーとのやりとりからも日々学び、知識を深化させていると言う。
「配信ではリスナーさんから『私でもできた』『諦めなくていいんですね』といった声をいただけることが何よりうれしいです。年齢に関係なく何歳からでもボディメイクは可能だということを、これからも伝えていけたらと思っています」
そんな田中さんの今シーズンの目標は「日本大会でのTOP10入り」だ。
「これまでやってきたことを継続していくとともにこれからは、お肌のお手入れ、ステージメイクの研究、表情のトレーニングなどにも力を入れていきたいと思っています。日々健康に、楽しく生きることをモットーにこれからも頑張ります!」
執筆者:大塚真奈美
編集者・ライター。ヘルス&フィットネス、美容、グルメなどの分野で企画・編集・取材・執筆。群馬県出身、東京都在住。
取材:大塚真奈美 撮影:舟橋賢
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