ベストボディ選手 コンテスト

24歳・看護師が柔らかなくびれとハリのあるヒップで魅せる 日常生活での立ち方・歩き方・呼吸も意識【筋トレ】

「コンテスト出場を通じて学んだ知識で、体型が変わっただけでなく体調も良くなりました」

8月11日(月・祝)、年齢別ボディコンテスト『ベストボディ・ジャパン愛知・名古屋大会』が開催された。ガールズクラス(18歳~29歳)で5位入賞となった、看護師の間瑞紀(あいだ・みずき/24)さんがコンテスト出場を通して得たものは見た目の変化だけではなかった。

【写真】間瑞紀さんの柔らかなくびれとハリのあるヒップ

大切なのは数字ではなく見た目の変化

「まず、ボディメイクを始めて良かったことは、気にするべきは体重ではなく、美しく見える体型という基準ができたことです」

間さんは、大学時代に体重が10kg増えたことがきっかけで昨年からパーソナルトレーニングに通うようになった。トレーニングを続けていくうちに、「体重を減らすことが美しさにつながるわけではない」と学んだという。

ベストボディ・ジャパンへの挑戦は、トレーナーがベストボディで日本一の選手であったこと。看護師という仕事柄、大会の『健康美』というコンセプトに惹かれたこと。そして、看護師になる以前、痩身エスティシャンとして働いていた経験から、「痩身エステサロンのオーナーになる」という夢があり、まずは自分が美しい身体をつくる体験をして、結果を残すという大きな夢からだ。

忙しい看護師生活でのボディメイク

帰宅時間は22時を超えるため、トレーニングは24時間ジムを活用している。3~4日、大会前は毎日通っており、日常生活のスケジュール管理は大変だ。だが、間さんはそれを前向きに捉えている。

「隙間時間しかないボディメイクだからこそ、逆にもっとこうしたらいいかも、という工夫ができていると思います」

トレーニングと食事管理以外にも、日常生活での立ち方・歩き方・呼吸も意識。継続的な努力で、柔らかなくびれやハリのあるヒップなど女性らしい肉体に変化していった。食事管理についての工夫は、昼食のお弁当を週末にまとめて作り置きし、冷凍しておくこと。これで、「3食を自炊の食事で管理する」というルーティンが可能になった。

「基本的に同じ食材を食べていますが、作り置きで毎日の調理の負担を減らすことで、メインの鶏胸肉のアレンジを考えられるなど、飽きを避けて楽しめています。最近はハニーマスタード味が好きです」

自炊にしたことで、体型だけでなく体調にも変化が表れた。

「元々、白米が苦手でほとんど食べてきませんでしたが、ボディメイクを機に白米を主食に変えました。そして、グルテンフリー生活を取り入れたことで腸内環境が整い、長年悩みだった便秘が解消しました。食べるもので肌の質感や体調までこんなに変わるんだ、と驚きました」

「夢に向かって努力し続けたい」

昨年は、大会経験を積むための急な出場だったため、トレーニング歴わずか2カ月の参加となり、「全力でやり切れなかった」という思いがあった。そのリベンジの出場であった、本大会を終えた感想を聞いた。

「去年と同く5位という結果となり、とても悔しいです。去年は喜びの5位でしたが、今年は悔しさのある5位でした。同じ順位でも違う思いが生まれたことで一歩成長を感じ、新たな課題も見つかった、貴重な大会になりました。まだまだ夢に向けて進むことばかりなので、これからも前向きに努力し続けます!」

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取材:にしかわ花 撮影:上村倫代

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』『Womans'SHAPE』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用。ジュラシックアカデミーとエクサイズでボディメイクに奮闘している。

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